製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
WEB営業力強化支援サービスのご案内
「わかり易い分析結果」を「短納期」でお届け。経済産業省「原因究明機関ネットワーク」登録機関です。
製品・技術

電子線マイクロアナリシス分析で、金属の異物混入を迅速に究明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • @engineer記事クリップに登録
有機分析  /  環境 試験・分析・測定

表面形状観察、元素定性分析、元素分布測定、定量分析などが可能

 

電子線マイクロアナリシス分析で、微小領域の表面観察、定性・定量分析、濃度分布測定が可能です。
異物・変色などクレーム原因究明にご利用ください。

 

 

 

 コーエキの所有設備

 

▼電子線マイクロアナライザー

(島津製作所 EPMA-1610)

 

電子線で試料表面を走査することにより、表面形状観察及び構成元素の分析を行います。
導電性を有するものであれば非破壊測定が可能です。

 

測定対象

すべての固体試料(昇華性物質を除く)

導電性のない試料には前処理が必要です。

試料形状 90×90×30mm以下
測定内容

1)表面形状観察:SEM、数十倍~数万倍。

2)元素定性分析:WDS B~U(0.1~100wt%)
3)元素分布測定:1次元(線)、2次元分布ノ測定。(100μm未満、0.5~30mm)
4)定量分析 :ZAF法、検量線法、(標準感度法)

 

電子線マイクロアナライザー EPMA-1610

 電子線マイクロアナライザー

EPMA-1610

  

 

 

 分析事例「金属異物」

   

1、経緯

  製品(食品)に混入した金属異物
製品(食品)に混入した金属異物

品(食品)に混入した金属異物が、工程に設置されている金属探知器で発見された。

金属異物の成分を分析することにより、発生箇所の特定を行った。

 

 

 

 

 

 

2、分析経過

異物は折れ曲がった薄片状であった。表面には傷が多く、破断を示す組織も確認されなかったため、薄片が折れたものではなく削り取られたものと考えられた。
定性分析を行ったところ、18-8 系のステンレス鋼に近い組成であることが判明した。

製造工程を検討すると、原因と考えられる2種類の機械が浮かび上がった。それぞれを分析したところ、部品Aが18Cr 系であり、部品Bが 18-8 系とわかり、部品Bを使っている機械が発生原因であると結論づけた。

 

3、報告内容

 

報告内容

 

 

  

 

 

同業他社よりも小回りの利いた分析を行います。

 
 

 

 
                   

迅速な原因究明なら

コーエキにお任せください