No.1046 2010年03月18日
● 低コスト化に貢献する解析評価を提供
専門スタッフの高度な技術と豊富な経験、最新の機器を駆使し、分析・評価・
解析試験に対応する日立協和エンジニアリング株式会社様。同社では、低コ
スト化に貢献する解析評価を提供。その幅広い分析項目の中から、今回はX線
回折装置による結晶構造解析と、X線応力測定法による残留応力測定について
ご紹介します。
※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※
2次元検出器でのX線回折に対応
日立協和エンジニアリング「結晶構造解析・X線応力測定」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
■ 多様な測定ニーズに対応する、2次元検出器でのX線回折
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
X線回折は、結晶構造解析に必要不可欠な測定方法です。材料試料等におい
て、反応物の化合状態を確認するためには元素マッピング等の手法が一般的
で、結晶形態でのマッピングは困難でした。
しかし、微小エリアにおいて短時間で測定可能な2次元検出器を装備したX線
回折装置により、同社では結晶形態マッピングが可能となりました。測定ピッ
チも、測定時間や測定点数に応じ、0.1mmより対応。微細な領域の測定におい
て短時間で測定できるほか、高温域における結晶状態も測定可能です。
■ 2次元検出器を用いた全方位残留応力測定や高温残留応力測定
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
残留応力の測定方法として、広く利用されているX線回折。その手法として、
試料の形状などにより並傾法や側傾法が使用されています。同社では短時間
で測定可能な2次元検出器を用い、2D法による全方位残留応力測定、高温ス
テージを用いた高温残留応力測定にも対応します。
亜鉛めっきの残留応力を測定した場合などでは、測定はZn(112)の回折線
を用いて、側傾法および2D法により行っており、高温アタッチメントを装着
することで、高温域での応力測定も可能となります。
高度な技術と豊富な経験で、専門スタッフが様々なご要望に対応いたします。
分析・評価・測定について、お気軽にお問い合わせください。
- サイト内検索
- 新着ページ
-
- 人手不足の深刻化、規制強化により負担が増している現状を受け、知っておくと役に立つ医療機器規制と安全試験に関する無料セミナーを4月25日開催![UL Japan] (2024年04月18日)
- 今こそ知りたい「生成AI活用促進事業」キックオフ講演会を4月17日に無料開催![神奈川県立産業技術総合研究所] (2024年04月08日)
- 「大型三次元振動台」を最大限に生かし、1200例以上の試験実績がある耐震試験のスペシャリスト[日本海洋科学] (2024年04月03日)
- 複雑形状・高精度なセラミックス部品を1個から製作[友玉園セラミックス] (2024年03月22日)
- 「界面活性剤」を含む試験液によるIP試験で、より実環境に近い試験が可能に[沖エンジニアリング] (2024年03月14日)
- 製造業のエンジニアへ直接PR
- 2010/2以前のバックナンバー