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よりハイスペックな細溝加工が可能な訳とは? クリアランス8μm以下のはめあいに対応。[大塚精工]

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メールマガジン セラミックス(素材/加工)  / 2015年06月30日 /  自動車 電子・半導体 先端技術

No.1954 2015年6月30日

● 金属・セラミックスの難加工材でも微細・高精度を実証

高度な研削加工技術をベースに、各種金属・セラミックスと金属の組み合わ
せなどの加工にも注力しているのが大塚精工株式会社様です。

チタン、スーパーインバーなどの難加工金属の切削加工、研削加工、ジルコ
ニアセラミックスのM1サイズの微細ネジなど、高精度な加工に対応する技術
力を証明するサンプル・事例を紹介します。

なかでも、クリアランス:8μm以下のはめあいを実証・体感できるサンプル
は必見です。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

ワイヤー放電加工により、5~8μmのクリアランスを実現
“ミクロンオーダーの高精度”な加工技術を実証・体感できるサンプル

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■ よりハイスペックな細溝加工に対応できる訳とは?
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上記サンプルの高精度体感ディスプレイ「OTSUKA」は、スライドする「OT」
「SU」「KA」のオス・メス部分のクリアランスを8μm以内に仕上げ。一般的
な金型のパンチ・ダイよりも小さなクリアランスをワイヤー放電加工により
実現。しかも素材はアルミを使用し、カラーアルマイトを施した上で精度を
キープしています。

同社では、線径φ0.07mmを常備するワイヤー放電加工機を保有。焼きを入れ
硬度を上げたステンレス(SUS440C)をクリアランス3μmで加工、角穴部の
コーナーRをより小さくするといった加工に対応できます。

金属とセラミックス(異材同士)のクリアランス調整も可能。高精度なはめ
あいが必要な製品に最適です。

今後、線径φ0.03mmのさらなる極細ワイヤーも導入予定。よりハイスペック
な細溝加工にもチャレンジしていきます。


■ チタン、スーパーインバーもステンレス並みに切削加工、研削加工
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削りにくい、ソリ易い、傷がつき易い難削材のチタンですが、同社では、平
面度、平行度、厚み精度がミクロンレベルの加工を日常的に行っています。

独自の加工ノウハウで、長さ100mm、厚み3mm前後の長くて薄いワークでも、
平面度公差は1~2μmの精度で加工します。

マシニングでの3次元加工で、厚み0.5mmの羽に切削加工した事例や、極小円
錐400本 φ0.15mm、高さ:0.15mm、円錐同士のピッチ間隔:0.5mmのサンプ
ルを紹介しています。


各種金属・セラミックスの難削材や難形状の精密・微細加工、さらなる細溝
に果敢にチャレンジしている同社に、ぜひご相談ください。
 

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