最小径更新！セラミックス細穴加工

穴径φ0.04ｍｍ　加工精度±0.003ｍｍ

今までは、アルミナやマシナブルセラミックスへの穴加工は、φ0.06ｍｍが限界

となっておりましたが、さらに最小な穴径φ0.04ｍｍ貫通に成功しました。

写真をクリックしていただくと拡大表示されますが、実はピッチ0.03ｍｍで

2穴加工されています。加工精度は、穴径、ピッチともに±0.003ｍｍ以内と

なっています。（顕微鏡測定値）

当初はツールメーカーの事例を参考にトライしましたが、材質や深さが違うためか、

全く加工できず、過去の実績から得た当社ノウハウを加えて、加工条件の改良を

重ねました。ツール2本を使って、刃長ギリギリの深さまで加工し、板厚を仕上げる

ことで貫通させることができました。穴加工部の中心位置精度も、外形から±0.005

ｍｍで加工されています。

大塚精工は「難削材」「超精密」「超微細」が要求される部品試作に

積極的にチャレンジしています。是非、お気軽にご相談下さい。