製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
WEB営業力強化支援サービスのご案内
お任せ下さい。セラミックス・特殊金属材の高精度加工
製品・技術

技能あっての機械~平面研削加工

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • @engineer記事クリップに登録
スチール・レアメタル  / 2017年03月15日 / 

現代のモノづくりで欠かすことのできない存在となっている工作機械。 その工作機械の

歴史は今から300年ほど前にさかのぼり、すべては旋盤から始まると云われています。

平面研削盤はそれから100年後の18世紀ごろに登場した砥石車に始まり、現在に至って

います。近年では最新鋭のCPU、機構や能力を搭載したマシンニグセンターなどが数多く

登場し、現代のモノづくりを支えています。 平面研削盤は砥石の外周面,または側面で

工作物の平面を研削する機械で, 工作物は直線往復運動をするテーブルの上に固定、

平滑加工するもので、 作業者の技能が工作物の仕上がりに大きく影響します。

 

写真は平面研削加工だけで仕上げた剣先形状で、剣先の幅は約2ミリ、SKH51の工具鋼を

使用しています。3Dの加工シミュレーション機能や、5軸制御でもない平面研削盤に、

チャックとサインベースの傾きだけで片面4面の角度の精度、中心から均一に左右対称で

仕上げるには、加工者の感覚のみになります。

 

大塚精工では最新の加工設備も備え、最先端のモノづくりに取り組んでいますが、 当社の

歴史は平面研削業からの始まりであり、加工者の技能、技術があっての ツール、機械だと

考えています。これからも大塚精工は、モノづくりの基本を忘れずに、 職人技術と最先端

加工の融合を追求していきます。

 

(写真)
材質:SKH51焼き入れ鋼 厚み0.6±0.01
片角12°、先端角90°、刃角10°(狭角20°) 角度公差±0.1°

 

  • HOME
  • 製品・技術 セラミックス精密加工
  • イベント 展示会情報
  • コラム スナップ写真集
  • お問い合わせ
参加ポータル
セラミックス.com