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魚類・藻類を使用した評価試験/機能性原料の開発・製造/試験生物販売
コラム

創薬研究における魚類利用

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近年、創薬分野において魚類試験が導入されるようになり、

『ゼブラフィッシュ創薬』と呼ばれたりしています。

 

うみの株式会社では、海水魚だけでなくゼブラフィッシュやメダカなどの

小型淡水魚の取扱いもございます。

 

 

実験動物としての小型魚類(ゼブラフィッシュやメダカ)の有用性

●ゲノム情報が明らか

ゼブラフィッシュは、発生学などの分野ではマウスやラットに続くモデル生物として以前から利用されており、全ゲノム(遺伝子情報)の解読もなされています。

一方、日本では長らくメダカが実験動物として利用されており、こちらも全ゲノム解析が実施されています。

 

●ヒト遺伝子との類似性

ゼブラフィッシュは、ヒトとのゲノムの相同性が約80%、遺伝子の保存性も高いことから医学や創薬の分野でも注目をあつめることとなりました。

遺伝子編集も容易であり、疾患遺伝子をターゲットとした非臨床試験にも利用されます。

 

●維持・管理の容易さ

・産卵が頻回・1回あたりの産卵数が多い       → 繁殖や大量飼育が容易

・水中でしか生存できないため、逃走経路が限られる → 封じ込めの対策が取りやすい

・維持が容易・スペース削減            → コスト削減

 

●動物実験における倫理的配慮

近年、 動物福祉の観点から、「痛覚がある」とされる哺乳動物などを使用した動物実験を最小限にするように推奨されています。その代替的試験として小型魚類の試験を導入するといったことが増えています。

※ 魚には「痛覚がある」ということが証明されていないのです。

 

  

小型魚類試験の適用

●新薬候補化合物のスクリーニング

●安全性および有効性を評価する非臨床試験

●疾患モデル生物の育種

 

 

うみの株式会社がお手伝いできること 

●試験の代行

お客様のプランに従って、弊社にて試験を実施致します。

水生生物の飼育設備をお持ちでない場合も、イニシャルコストなしに試験を開始できます。

また、プラン立案からご相談いただくことも可能です。

EUなどの動物福祉が進んでいるところで行われているように動物性プランクトンをご利用になりたい、などのご相談も承ります。

 

 

●試験生物の維持・繁殖・管理

水生生物の取扱いのご経験がない場合、生体の準備段階でつまづくことがございます。

弊社の水生生物飼育のノウハウを生かして、試験実施前の無駄な作業を省きましょう。

 

・弊社で維持・管理している生体の販売

・お客様よりお預かりした生体の維持・繁殖・管理

・疾患モデル等の作出のお手伝い(飼育環境・給餌方法によるものなど)

※ 組換え体の作出は致しかねます。

※ 組換え体の維持・管理等はご相談ください。(供与核酸の種類等によりお受けできない場合もございます)

    

 

  特定の系統のご指定がある、必要な時に必要な分だけ供給してほしい・・・

  ご要望に合わせたプランをご提案致します!

 

創薬研究における魚類試験をご検討の際は

うみの株式会社までお気軽にご相談ください。

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