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N0.0002 いつも@engineerをご利用いただきましてありがとうございます。 実際に会って話してみると「あっ、そうだったの」と新聞やカタログからでは 入手できない話しが聞けることが多くあるのではないでしょうか。 そこで、今回から製品・案件紹介だけではなく、実際に話をしてみなければ 得られないような話題も取上げてみました。今回はアカネの第2話です。 ---------------------------------------------------------------------- 【第2話(2話完結)】 ★ 温度ムラ防止!独自特許の「焼結機」で販路拡大 ★ ---------------------------------------------------------------------- ┏ ┃ダイヤモンド工具等の多品種少量生産に使われる通電焼結機。 ┃これに独自特許技術を付け加え、高い評価を得ている企業がある。 ┃株式会社アカネ社長砂本健市氏を訪ね、ものづくりの発想法を学ぶ。 ┗ ◆◆前回のあらすじ◆◆ 従来の通電焼結機や放電プラズマ焼結機は、温度ムラが発生し均質な焼結体を 製作することができず品質の安定に頭を悩ませていた。 この問題の改善を目指し、砂本社長の多軸通電焼結機の挑戦がスタートした---。 ★多軸通電で問題解決★ 温度ムラによる品質の安定性問題---。導き出した解決策とは、加熱と冷却を 縦の加圧軸とは別に水平方向から、しかも直行する二軸を使って行うというも のだ。 このシステムにより、水平の二軸から交互にオンオフ繰り返すことによって、 ワークを均一に加熱することができ、歩留まりが大幅に改善した。 また、従来の一軸式焼結法では縦軸で加圧・加熱の他に冷却を行っているため、 加熱をすると同時に冷却が起こってしまい熱効率が悪かったという点を改良。 上下軸とワークの間に断熱材を入れる事により冷却を防止。熱効率を大幅に改 善し省エネ効果を生んだ。 また、実績も残している。この焼結機で生成されたダイヤモンド砥石を使って 臨んだ公開テストでは、並み居る大手メーカ製品を向こうに回し最も優れた成 績を残した。この噂を聞き見学依頼が多数寄せられているという。 評判も非常によく、見学に来た人のほとんどに「いいねぇ欲しいなぁ」と言っ てもらえるとのこと。これが、砂本社長の喜びでもあるという。 ★エンジニアをワクワクさせたい★ 多軸通電焼結機『シンターエース』は従来にない新たな使い方ができることも 特徴。 1つ目は、加圧軸の片方の断熱材を外すことによって縦軸方向に温度差を発生。 それによって傾斜機能材の生成を可能とした。2つ目は、的確な温度管理機能 によって拡散接合にも道を開いた。 「この多軸通電焼結機『シンターエース』をエンジニアが操作する事で、従来 の焼結機の枠を取り去る新しい道を開きたい。ワクワクさせ、何ができるか考 えさせるような機械をつくるのが夢」と砂本社長は目を輝かせながら言う。 ダイヤモンド工具製作の新しい可能性を生み出す機械を創る事に挑戦し続ける 株式会社アカネ。現状を当たり前と考えない発想と行動力が新たなビジネスチ ャンスを生むという一例ではないだろうか。(吉川) ┌――次回の予告―― │次回は、ダイヤモンド治具製作一筋40年。 │セントラルPC株式会社を紹介予定です。どうぞお楽しみに! ☆☆☆☆☆☆ ご 意 見 お 聞 か せ く だ さ い ☆☆☆☆☆☆ 一言に製造業といっても、新しい技術や話題に興味をお持ちの方から、引合 案件などに興味をお持ちの方など様々な立場の方がいらっしゃいます。 あまり話題が偏ることなく、出来るだけ幅広い層の方が楽しめる紙面づくり をと思い、今回から新しい試みをさせていただきました。 今後とも、皆様の生の声をどんどん取り入れ、よりためになるサイト・メル マガ作りに生かせて行きたいと考えております。そこで、喜びの声・面白い アイデア・厳しいご指摘など、お聞かせいただければ幸いです。 ▽ご意見はこちらまでよろしくお願いします。 info@atengineer.com |