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No.0009

「シャフト部品が○○によって縦長の傷がついてしまった」「軸受け部品が
摩耗によってぐらつくようになった」「ローラーに異物を落として凹みが出
来てしまった」これらの部品に傷が付いた場合、あなたの現場はどうしてい
ますか?
従来は、部品の総取り替え、という事も行ってきたと思いますが、近年はコ
スト削減・環境問題などで「今ある部材で何とかできないだろうか」という
流れが主流となっているようです。現場で分解せずに短時間で補修 -部分肉盛補修-
今日のおもしろモノ作り情報ではそんな現場に、「部分肉盛補修」という技
術を紹介しています。
今日は、おもしろモノ作り情報と振動応用機器 一口メモ「非破壊探査装置」
の二本立てです。

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【01 おもしろモノ作り情報】現場で分解せずに短時間で補修 -部分肉盛補修-
【02 振動応用機器 一口メモ】 非破壊探査装置

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┃01┃ おもしろモノ作り情報
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■ 現場で分解せずに短時間で補修 -部分肉盛補修-
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┃現場で分解せずに短時間で生産設備の傷や摩耗を補修
┃今回のNaviメールでは、これらの特性を持つ「部分肉盛補修」を行っ
┃ている株式会社小野精工を紹介する。
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■フランスで生まれ、アメリカで完成され、世界で使われている部分肉盛補修

Selective Platingという言葉を聞いたことがおありだろうか?

これが、横浜市の小野精工が近年始めたサービスだ。Selective Platingとは、
部分めっきによる部分肉盛補修のこと。このサービスの中心は、補修担当マ
ネージャーの中町力だ。中町は、この技術を開発、発展させたアメリカのシ
フコ社で技術を習得し、シフコ社の日本支社並びにその代理店で10年余り800件
以上の生産設備の補修に従事してきた。

■部分肉盛補修 -現場で、分解せず、短時間で-

部分肉盛補修とは、部分めっきで生産設備の傷、摩耗の補修を行うものだ。
大型の生産設備の補修は、通常、分解し、補修工場へ搬送し、補修を行い、
また送り返し、組み立てなおすという作業が必要だ。そのため、工期が長く、
コストも高くなる。しかし、部分肉盛補修のケースだと、補修部分を露出さ
せ、回転させることができれば、それ以上分解することなく、補修部分を部
分めっきし、補修することができる。分解、搬送、組み立ての手間がなく、
めっき自体も槽めっきより電着速度が約50倍早く、工期を大幅に短縮できる。
あるメーカの旋盤のベット部の補修のケースでは工期は他の補修法の4分の
1だったそうだ。当然、工数も減り、コストも安くなる。ちなみにこの旋盤
のケースでは3分の1。

■世界中で使われている信頼の技術

この技術はシフコ社によって、アメリカ、ヨーロッパを中心に広く使われて
いる。アジアでも、韓国、香港などに代理店があり、徐々に広まってきてい
るとのこと。
しかし、日本では、生産設備の場合、従来は補修できるものでも買い換えが
多く、まだまだ知名度は低いと中町は言う。ただ、ここのところの設備投資
の抑制などで、少しずつ需要が伸びてきているそうだ。

■モータのシャフトのベアリング部、印刷機のロール、旋盤のベット部

この部分肉盛補修は、あらゆる分野の生産設備の傷、摩耗の補修に使われて
いるが、特に需要があるのは、モータのシャフトのベアリング部やオフセッ
ト印刷機のロールの補修だそうだ。これらの補修にはほどんど完全な対応が
できると中町は胸を張る。これら以外にも、旋盤のベット部、油圧シリンダ
ー・ラムの傷、金型などの補修にも数多くの実績を持っている。
この技術によって、少しでもダウンタイムの短縮、コストの削減、そして、
生産設備を皆さんにより長く使ってもらえればというのが、中町の望みだ。
                           (文中敬称略)

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┃02┃振動応用機器 一口メモ
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■ 第一回 非破壊探査装置
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地盤調査でよく使われるのが非破壊探査装置です。地表から地盤に起振機で
振動を与えると3種類の波が発生します。縦波、横波と表面波(レイリー波)
です。地盤調査で使うのはこのうち最後の表面波です。
表面波は、地表に沿って、反時計回りに、楕円を描きながら伝わっていきま
すが、二つの性質を持っています。

1.地盤が軟らかいと速度が遅く、硬いと速い。
2.振動の周波数が高いと波長が短いため、地表浅い部分のみを伝わるが、
  周波数が低くなるにしたがって、波長が長くなり、深い部分(10m)
  まで伝わる。

表面波のこの2つの性質を利用して、10mぐらいまでの地盤の強度を調べ
ることができます。やり方は、地盤に起振機で振動をあたえ、それによって
起こる表面波を2地点で検知し、その速度を測ることによって地盤の強度を
測定します。
これを振動の周波数を変えながら何度か行うことによって、地表から10m
ぐらいの深さまでの地盤の強度を測ることができるというわけす。

▽非破壊探査装置と振動応用機器の詳細はこちら
https://business.atengineer.com/asahi/

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