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No.0012

先週、部分肉盛補修の小野精工さんの紹介をさせていただきましたが、その
後、本当に現場でメッキができるのか、密着性はどうか?と質問をいただき
ましたので、小野精工の中町マネージャーにお聞きしてみました。
今日は、そのおもしろモノ作り情報の番外編と振動一口メモ 基板などのは
んだ接合の信頼性試験です。

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【01 おもしろモノ作り情報 番外編】本当に現場でメッキができるのか?
【02 振動応用機器 一口メモ】 基板などのはんだ接合の信頼性試験

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┃01┃ おもしろモノ作り情報 番外編
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■ 本当に現場でメッキができるのか?
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┃先週、小野精工の部分肉盛補修を紹介させていただいた後、いくつかの質
┃問をいただいた。
┃本当に現場でメッキ補修できるのか?密着性は十分なのかといった内容で
┃あった。そこで、その質問を小野精工の中町マネージャーにぶつけてみた。
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■こんな方法でキチンとつくのか半信半疑

いただいた質問をぶつけてみたとき中町がいったのがこれだった。

「最初にシフコプロセスのことをきいたときは、わたしも半信半疑でした」

その頃、中町は、工業用クロムメッキの会社で働いており、クロムメッキに
は十分な知識をもっていた。当時、クロムメッキに不具合が発生した場合、
クロムメッキを全部剥離液につけ、クロムをはがして再メッキするというの
が通常の工程だったという。クロム上に他の金属をメッキするという手法は
全然知らなかったと中町はいう。

■はじめてみたシフコプロセス

そんなとき、中町はクロム上に他の金属をメッキするシフコプロセスのこと
をある人から紹介され、実際の作業を見せてもらうことになった。作業自体
は、昔からある筆メッキに非常によく似ていた、というより筆メッキそのも
のだった。こんな方法でキチンとメッキがつくのだろうかと中町は半信半疑
だったという。

■あまりにも速い電着速度

はじめは、鉄パイプの上にニッケルメッキをしてみせてくれた。鉄パイプを
回転装置にはさみ、品物を回転させながら、電極をワークに接触させてメッ
キする。すると、なんとわずか1~2分で10μのメッキをつけてしまった。驚
いてみていると、次に、クロムメッキの上に、銅メッキをしてみせてくれた
が同様であった。

■高い密着性:銅メッキは全然はがれず。ヤスリをかけるとすべて粉に

手で触ってみると確かにクロムメッキ上に銅メッキがされている。しかし、
こんなに速くメッキして密着性はどうだろうかと疑問がわいてくる。質問し
てみると、その人は、目の荒いヤスリを持ってきて銅メッキを削り始めた。
密着性が悪いと、当然銅メッキははがれる。しかし、いくらヤスリをかけて
も銅メッキははがれず、最後は銅メッキがすべて粉になり、なくなってしま
ったという。

■シフコプロセスの秘密

槽メッキと比べると50倍の電着速度。それでいて、なおかつ高い皮膜硬度。
ニッケルだとHRC 52。この電着速度と皮膜硬度が現場でメッキ補修を可能に
する秘密だという。しかし、それはなぜ可能なのだろうか?
中町によると、一つはメッキの溶液。もう一つは前処理溶液だという。両方
ともシフコ独自のもので、メッキ溶液は非常に濃度が濃く、しかも高電流で
も析出可能だという。高い密着性の秘密は前処理溶液のようだ。
                           (文中敬称略)

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┃02┃振動応用機器 一口メモ
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■ 第四回 はんだ接合信頼性試験
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はんだは、Sn(すず)とPb(鉛)の合金で、接合的に適した共晶合金です。
そのはんだが、冷却され凝固点に達した時、Pbの溶け込んだα相と、Snの溶
け込んだβ相という二つの固相状態を形成します。
はんだのひび割れの原因は、主として、機械的、熱的ストレスによって、こ
のα相が膨張し、それによって生じる応力が最も大きなものであるといわれ
ています。
はんだ接合信頼性試験では、機械的、熱的ストレスをはんだ接合部に与え、
その疲労度をみます。振動発生装置は、そのうち機械的ストレスを与えるの
に使われます。

▽はんだ接合信頼性試験と振動応用機器の詳細はこちら
https://business.atengineer.com/asahi/

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