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No.0013

今回は、先日のファースト電子開発株式会社の伊藤社長にお伺いしたお話の
続きをご紹介します。『無線』と一言にいっても様々な活用法があり、とても
ユニークな事例を多数お伺いしましたので、その事例を中心にご紹介します。

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【01 おもしろモノ作り情報】無線応用技術:活用事例特集!

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┃01┃ おもしろモノ作り情報 【無線応用技術】活用事例特集!
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━━ 1/1000秒を測る無線計時システムが世界へ!

スキー大会などで目にする競技用時計。スタートスイッチから、中間タイムの
測定表示、最終タイムの表示などの競技用無線計時システムを、同社が作って
いることをご存知でしたか?

有名なところでは、タグホイヤー社のスポーツ競技用無線計時システムがあり
ます。これは、スタートとゴールの時に発した無線信号を計測器が受信して、
タイム計測を行うというものです。長野オリンピックのスキー競技や国体の馬
術競技、白バイの大会などで採用されています。

このタイム計測システムは、1/1000秒でのタイム計測を可能にしているのです
が、1/1000秒ともなると信号送受信による遅延時間が無視できないということ
で、この遅延時間をコントロールできたということで採用されたとのことです。


━━ 『医療機器』

医療用機器のデータを無線転送で行ない、作業の効率化を行います。

何度かは経験のある『心電図』測定。通常では患者に付けたセンサーから有線
で機器にデータを送りますが、数年前に医療分野の利用可能周波数が電波法で
規定され、医療現場でも無線機器が利用できるようになりました。

実際には、患者の体に付けたセンサーから発信されたデータをUHFで送信し、
ナースステーションなどに設置した機器で受信します。
この周波数帯は特定小電力無線と呼ばれ、利用には許可が必要ですが、数百メ
ートルの距離で送受信が可能であるため、病院内のどこにいても計測が可能に
なるそうです。


━━ 産業・農業機械から別荘の湿度管理まで!

何とも羨ましい悩みですが(笑)、利用頻度の少ない別荘等では、湿気などに
よるカビ対策が問題になっていることはご存知でしたか?
この問題に対して、自宅から無線で別荘の湿度を監視し、自宅から別荘の除湿
機を入/切できる製品も販売されています。

その他にも、無線を利用し、農業用の機械を数百メートル離れてスイッチの
入/切をしたいというようなものがあります。
応用例として、産業機器や機械を離れた場所から操作するというテーマもある
ようです。産業機械の場合は誤動作防止のため、条件に応じて赤外線リモコン
等も用いるそうで、これらも無線技術の応用範疇になるそうです。


━━ 機械と人間が電話で会話?『自動電話通報機FPH―01』

新発売をした製品で『自動電話通報機FPH―01』というものがあります。
これはユニークな製品で、センサーやスイッチで信号を感知すると設定した電
話番号に自動通報するというものです。

例えば、自動加工等を行なう際にトラブルを感知すると、自動的に携帯電話に
連絡が入るということも実現できるそうです。ドア等の防犯にも使えますが、
お年寄り等が自宅を出たことを感知して、家族の携帯に連絡を入れるというこ
とにも使われているようです。


━━ 福祉ニーズへ対応。ラジオ技術はココでも活用!

馴染みの深いラジオ放送。農村部では村内放送が行なわれていますが、FM電
波を利用した例があるそうです。有線の工事は必要ない上、通常のラジオで受
信できることで非常に喜ばれているそうです。
村内放送があるかと思えば、シンガポールでは全国規模の放送局装置を手掛け
られたとのことで興味深く聞きました。

それ以外には、今後益々重要になってくる問題として、痴呆症老人の徘徊の捜
索に役立つ機器の開発依頼を福祉施設から相談があり実現されたそうです。
これは、老人につけた無線発信機、つまり小さな放送局が発する周囲の音を受
信することができます。この徘徊中の老人の周囲の音を頼りに捜索を行うわけ
です。200m~600mの範囲で捜索を行うことができるそうです。


━━ 感謝!気持ちいい会社です。

無線技術と一口に言っても様々なテーマがあるものだと、ただ感心するばかり。
今年に入って受託開発以外に、6件の新製品を開発されたと言うことですが、
まだまだ沢山のアイデアが眠っているそうです。

前回もご紹介したように、伊藤社長は積極的に異業種交流会の幹事を務めるな
ど前向きな行動派で、私共に対しても非常にご丁寧に対応いただきました。

ホームページにはその他の事例を含め、写真付きで詳しく紹介されています。
新しいビジネスのヒントになる情報があるかもしれません。興味をお持ちの方
には必見です。


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