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No.0017

いつも@engineerをご利用いただきましてありがとうございます。
今回は、金型屋さんの話です。金型屋さんというより「元」金型屋さんとい
った方が正確かもしれません。皆様もご承知のように、金型産業はこの不況
で最も打撃を受けた分野の一つです。
しかし、その中でも新たな道を切り開くべく努力している会社は数多くあり
ます。今回はそんな会社の一つ、羽村金型さんをご紹介します。
今日は、そのおもしろモノ作り情報と部分メッキ補修 一口メモの二本立て
です。

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【01  おもしろモノ作り情報】金型企業から開発請負型企業へ
【02  部分メッキ補修 一口メモ】ロールのキズ、摩耗の補修

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┃01┃おもしろモノ作り情報
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■金型企業から開発請負型企業へ★金型屋の光造形による試作と製品開発★
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大企業の海外シフトが進む中、金型産業は大きな打撃を受けている。樹脂成
形用の金型を中心に、電機関連の量産メーカを顧客として金型の設計製作を
行ってきた羽村金型はその一つだ。

羽村金型は、コネクター用の量産金型に強く、取引先は電機メーカに偏って
いた。バブル崩壊後、仕事は急減し、さらに顧客メーカの海外シフトがそれ
に追い討ちをかけてきた。さらに海外製金型も流入し、価格競争は非常に厳
しくなっていった。

鈴木社長は一時廃業も考えたという。しかし、そんな中、他社で勤務してい
た息子の潤氏が後継者として入社してきた。そこで、新しい道を模索する中、
鈴木社長たちがいきあたったのが、”光造形による試作”だった。

「金型企業から開発請負型企業へ」

これが、鈴木社長たちがかかげた目標だった。下流の量産工程はどんどん海
外へシフトしている。しかし、上流の製品開発はまだまだ国内で行われてお
り、さらに市場のニーズの多様化に敏速に対応するため、製品開発期間の短
縮が叫ばれていた。

そこに、金型屋としての28年間の実績と技術が役に立つ。試作メーカのほと
んどは試作専門であり、金型、量産のノウハウがあまりない。そのため、金
型のできない試作をつくったりと、後工程まで視野にいれたトータルの製品
開発では、羽村金型の金型、量産の技術が製品開発のスピードアップとコス
ト削減の大きな武器となるというのが、鈴木社長たちの目論見だった。

幸い、羽村金型では、金型の設計製作を通して、部品の設計製作に必要なCAD
/CAMの設備、技術を持っており、もちろん、試作金型、量産金型の設計製作
に関しては、必要な技術と設備をすでに備えていた。かけていたのは、試作。
つまり、光造形機の導入によって、試作のスピードアップがはかれれば、製
品開発全体を短期間、低コストで行う基盤は整っていたのである。

ただ、この決断は、鈴木社長にとって簡単なことではなかった。当時年間売
上高3億円程度の羽村金型にとって、数千万円する光造形機を購入するのは
「清水の舞台から飛び降りる」ほどの覚悟が必要だったという。

しかし、効果のほどは試作の面ですぐ現れた。導入後、3,4日で最初の仕
事が舞い込み、近辺に光造形機を持つ企業がなかったこともあり、光造形関
連の仕事は順調に伸びていった。現在では、光造形機のバージョンアップも
はかり、積み重ねてきた実験データから、超高速造形を実現し、金型屋とし
てのノウハウだけでなく、光造形機による試作の技術においてもすぐれた実
績をおさめている。

そして、設計の段階から量産まで全体を請け負う仕事も徐々に出てきている。
現在では、まだ、メーカによっては、開発部門と製造部門が離れていて、別
々に仕事をしているケースがあるようだが、これでは、製品開発のスピード
アップ、コスト削減ははかれない。今はまだ少しずつだが、だんだんと開発
から量産までを一貫して扱う仕事が増えてくるはずだというのが、羽村金型
の予測だ。

鈴木社長はあと二年、65歳になったら引退しようと考えている。「その前
に借金を返さないと。」と明るい表情で語っていた。


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┃02┃部分メッキ補修 一口メモ
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■第二回 ロールのキズ、摩耗の補修に最適:部分メッキ補修
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生産設備にはロールが組み込まれているものが多いようです。例えば、印刷、
製鉄、製紙業界の設備にはさまざまなロールが使用されています。このロー
ルにはサイズの大きいものもあり、キズがはいったり、摩耗したりしたとき
は、補修が大変です。もし、あなたが担当者の方でしたら、このようなロー
ルを分解せず、現場補修できればとお考えになったことがないでしょうか?

大型のロールにキズがついたり、摩耗したりしたケースで、皆さんどのよう
にされておられますか。
部分メッキ補修では、回転体の補修なら、大型のものまで現場で回転させな
がら、分解せず、部分メッキ補修をすることができます。当然、工期も短く、
コストも低くなります。
このような補修は、ケースバイケースなのでコストがいくら、工期が何日と
いえませんが、現場でそのまま補修ということから、どれくらいコストおさ
えられるかおわかりになるのではないしょうか。

部分メッキ補修では、印刷のグラビアシリンダー、印刷機のロール、製紙の
カレンダーロール、製鉄のヤンキードライなどの実績があります。もし、こ
のようなロールにキズ、もしくは摩耗した時、更新をお考えなら、ぜひ部分
メッキ補修をぜひお試しください。


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お寄せください。

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