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No.0018 今回はレベルセンサーの新製品が開発されるまでについて、オーマックス株 式会社の大纏社長にお伺いしたお話をお送りします。 オーマックス株式会社はセンサー製品を主力として、顧客からの要望に沿っ て、応用製品の開発も行われています。中でも、ある出来事を契機に新製品 開発に至ったお話をご紹介します。 ┌───────────────────────────────── ■おもしろモノ作り情報:開発型センサーメーカー オーマックス(株) └───────────────────────────────── オーマックス株式会社は、様々な方式のセンサー製品を主力として、顧客か らの要望や状況に応じて、新技術の開発から製品供給まで対応している。 現在レベルセンサー等の開発を手掛け、油や薬液等のタンク、レベルゲージ の外周に直接取り付けて検知するセンサーを納入している。 ■開発は一つの出来事から始まった 「センサーが検知しなくなった」 ある日、レベルセンサーの納入先からこんな連絡が入った。 センサー自体の構造は比較的簡単なもので、それ自体が壊れるということは 考え難かった。現に、取りつけた時には何の問題もなく測定できており、こ れまでも特に問題なく検知していたはずだった。 では、急に検知できなくなってしまった原因は何なのか? 現場に駆け付けてみて愕然とした。そこでは、高周波洗浄機が使用されてい たからだった。高周波洗浄機の処理中には、強力なノイズがセンサーに降り 掛かる。そのノイズがセンサーに影響し、液面の検知を妨げていることが分 かった。 検知が困難になる場合は他にも経験してきていたが、この出来事が新たなセ ンサーを開発する契機となった。 ■レベルセンサー;主な測定方式と弱点 レベルセンサー、特にタンクや管の外径に直接当てて測定する場合には、光 学方式・静電容量方式・超音波方式の3つの主な方式がある。 それぞれに、液体の粘度や温度変化による流動、液体の性質変化、周囲の電 気ノイズ等によって検出が阻害される場合がある。 これらの点を全て補うことはできないか? そこで考えついたのが新光学方式だった。 ■測るほど広がる測定実績 こうして製品化された新光学式センサーだが、技術には自信はあるものの実 績が足りなかった。 そこで、持ち込まれる様々な案件にこのセンサーを提案すると、驚くことに、 測れば測るほど検知可能な液体が増えていった。 △油、糖液、血液、糊、飴、海水など 高粘度・ぬめりで検出部分に液体の皮膜が残留する液体 △汚水、廃液、混濁液など 粒子や繊維などが混入している液体 △食用油、潤滑油、切削油など 温度変化などで液体の性質が変化する液体 ■あくなき開発意欲 既に国内での特許出願も終えているが、その開発意欲は製品化で途切れるこ とはない。今も尚、顧客の要望に応え、用途に適した発展型を開発し続けて いる。 液体の検知や、特殊なセンサーの調達にお困りであれば、一度相談されてみ てはいかがだろうか? -------------------------------------------------------------------- 皆さんも、このメールに対するご意見ご感想などございましたら、どんどん お寄せください。 ▽ご意見ご感想はこちらまで! info@atengineer.com |