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No.0033 今回は、部品供給で多く利用されるのは「パーツフィーダ」ですが、ピ ンセットでないと掴めないような「紙のように薄い部品」はどうされて いますか? 発想の転換で、 通常の「プレス成形」→「部品供給」→「組み立て」から、インライン で「プレス成形」→「組み立て」ができる極小プレスを製品化され採用 が増えているという事例です。 ワッシャーのような小物部品をフープ材から、直接組み立てラインに供 給します。(下記供給イメージ) 今回は、この「ファインパーツメーカー」の開発元である、日本BTA の宍倉様にお話を伺いましたので、「機構」「ワーク事例」「秘密の金 型」の情報を3部構成でお届します。 ******************************************************************** ★新発想!小物部品供給システム(ファインパーツメーカー)★ パーツフィーダでは困難な部品供給を、極小プレスでダイレクト供給! 【手挿入が必須な部品や、薄い部品等の供給方法の改善に】 ******************************************************************** ■第1話 【部品供給にこんな方法が!】 自動機に部品を供給するのに、最もオーソドックスなのは振動式のボー ルフィーダーですよね。その他にもマガジン供給、ロボットによる供給 などいろいろありますが、これらは、ある程度の大きさや厚みがないと 安定した供給は望めません。 では、紙のように薄い部品はみなさんどうされていますか? 特に薄い樹脂部品などは重なってしまったり、静電気が起きて供給でき なくなったり、表裏があったりと頭の痛い事だらけです。 でも、薄い部品といえば、そのほとんどがプレス部品です。 『このプレス部品であることを利用すれば問題解決!』 とばかりに登場したのが、極小プレス部品自動供給装置のファインパー ツメーカーです。 最大の特長はフープ材からお客様指定の部品を、その場で作りながら自 動機に供給する点です。部品の加工はもちろんプレス加工です。加工と 同時にピックアンドプレースなどで部品をつかみに行きますので、毎回 のつかむ位置や部品の方向は、寸分くるわず正確なところも大きな特長 と言えるでしょう。 このように、薄い部品でもチョコ停がなく安定供給ができる。部品をそ の場で作るので工程の短縮ができる。部品をつかむ位置が正確である。 など、いいとこ取りをした部品の供給装置とも言えます。 種類は大きく分けると2種類で、小さい方は、幅160mm×高さ263mm×奥 行543mm(FPM300型)のコンパクト設計です。 次回は、今までに扱ってきた部品について紹介したいと思います。 ----<募集:おもしろモノ作り情報>------------------------------------ ・皆さんに役立つ製造業を対象とした技術・製品・サービス情報を募集。 ・本メールの形式で、全国的に紹介します。詳細は下記をご覧ください。 http://www.atengineer.com/gt/service/promotion -------------------------------------------------------------------- ────────────────────────────────── ご確認ください!あなたの会社ではまだ使用済み溶剤を廃棄していませんか ◆シンナー、アセトン、トルエン、キシレン等の廃溶剤を自社内で再生可◆ 一斗缶に入れたまま回収処理可能!廃棄コスト削減に廃溶剤回収再生装置を http://www.atengineer.com/taisei/ ────────────────────────────────── 皆さんも、このメールに対するご意見ご感想などございましたら、どんどん お寄せください。 ▽ご意見ご感想はこちらまで! info@atengineer.com |