No.0083 2004年2月23日
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┃●┃硬質性・耐磨耗性が求められる工業用品のコーティング加工に!
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今回ご紹介するのは“金属表面処理加工のプロフェッショナル集団”(株)
オンワード技研です。同社では、ダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)
という炭素の薄膜で部品や金型の表面をコーティングする加工を行っていま
す。コーティング装置一台一台の特性を見抜き、細かい要望に応じた加工技
術が同社の持ち味。同社DLCと他社製品の違いとは何なのでしょうか?
※※※※※※※※※※※【 ここにフォーカス! 】※※※※※※※※※※※
最長1.2メートルの部材をDLCコーティング
「オンワード技研」
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■自社開発したPCVD装置による長尺物のDLC加工が強み
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形成したDLC膜は表面がとても滑らかで、他の物質が付着しにくくなる特性
も。さらに、他の硬質薄膜コーティングと比べて摩擦係数が圧倒的に低く
(0.13以下)、耐凝着性、低攻撃性もあります。
しかし、長さが50cmを超える「長尺物」の加工にはコーティング時の熱によ
るひずみが生じやすい難点がありました。同社では温度上昇を抑えプラズマ
発生させる高周波電源を採用したPCVD装置を自社開発。難易度が高いとされ
る1m以上の部材加工もこなす最長1.2mまで対応可能なDLC加工技術が強みです。
■機械工具・部品・金型などの工業用品に独自のPVD技術で対応
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同社のDLC加工における他社製品との違いは、金型などの付き周り性の良さ
が挙げられるほか、ピン先形状やエッジの立つワークなどにも膜厚の均一性
が図れます。また同社のPVDDLCはHv3000の高硬度な膜が得られるため耐磨耗
性に優れ、メンテナンスを軽減できるメリットも。
DLC加工をメインに幅広いコーティング加工実績を持つ同社では、硬質性・
強靭性・耐磨耗性・耐蝕性が求められる機械工具や金型などの工業用品に独
自のPVD技術で対応しています。
※PVDコーティングとは:[Physical Vapor Deposition(物理的蒸着)]
500度以下の温度で強因な膜を形成させる表面処理技術。物理的な方法で
コーティング物質を蒸発させ、窒素ガスなどと反応させて成膜する。
※DLCコーティングとは:[Diamond Like Carbon]
真空プラズマ中の薄膜製造プロセスから生まれた被膜材。DLC膜は高真空
中のアーク放電プラズマで炭化水素ガスを分解し、プラズマ中のイオンや
励起分子を基板(製品)にぶつけることで形成される。
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