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No.181 2005年10月20日
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┃●┃ テスト後の受注率が90%台の光触媒脱臭・除菌装置(業務用)
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排気ガス中の有害物質(NOx、SOx)や、シックハウス症候群の要因と
いわれるホルムアルデヒド、タバコの臭気成分であるアセトアルデヒド、そ
の他アンモニア臭などの分解・除去から、浮遊菌の殺菌などの環境浄化に光
触媒(※1)が注目されているのは周知の通りです。

今回は、この光触媒技術を用いて、産業用/業務用の強力脱臭・除菌装置を
設計製造されている盛和工業株式会社をご紹介します。
独自のセラミック光触媒フィルターをコア技術に、分解能力、持続力が評価
され、業界でも屈指の納入実績をお持ちです。是非ご覧ください。

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     光触媒セラミックフィルターと強力な紫外線を用いた
      産業用/業務用の強力脱臭・除菌装置の設計製造

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■業務用/工業用の光触媒脱臭・除菌装置に特化
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盛和工業 光触媒装置群の一番のポイントは

「ポーラス形状の光触媒セラミックフィルター」と「強力な紫外線」です。

同光触媒フィルターは、軽石のような多孔質で不燃性の光触媒パネルであり
盛和工業株式会社の独自技術で生産されていいます。(特許申請中)

光触媒の分解力は、分解対象物と光触媒の「接触面積」と「紫外線の量」
の増加に比例するが、民生用のセラミックフィルターは、一般的に材質が紙
で、蜂の巣形状のため接触面積も少なく紫外線量も限られているため家庭用
空気清浄機程度の処理能力しか発揮できなかったという。

同社光触媒セラミックフィルターでは、不燃性の特性により近接させて強力
な紫外線の大量照射を実現。更に、空孔率が80~90%もある多孔質体の
ため内部まで紫外線と分解対象物が入り込み(接触面積の増加)、一層の分
解性能向上をさせています。

また、セラミックであるのでフィルターが汚れた際も、水洗浄と天日干し、
もしくは再焼成により、再利用を続けることが可能です。

同社は、この光触媒フィルター製造技術をコアとして、同フィルターを用い
た業務用/工業用に特化した各種の脱臭/除菌装置を設計製作され、様々な
業界で採用実績を作られています。


■テスト後の受注率は90%台(介護施設での事例)
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多くの老人介護施設では加齢臭・体臭・病院の薬品や消毒液のような臭いと、
トイレ臭の混在したような介護施設特有の臭に悩んでおり、部屋によっては
汚物臭までも充満しているようなケースがあるとのこと。

今回の事例で紹介する介護施設はオープンして2年目の新しい施設ですが、
同様の臭いの対策と、インフルエンザの集団感染やMRSA(※2)等の感
染防止策も行う必要があったが良い手立てがなく、苦慮をしていたとのこと
でした。

導入を決めた担当者のお話では、換気の徹底や様々な空気清浄機や消臭方法
を試したが、館内も広く局地的に効いたとしても防臭効果が持続しなかった。

最初、同社の装置を紹介されたが時も、正直効果に疑問を持っており、半信
半疑でデモ機を使ってみたとのこと。その結果、数時間で効果が体感でき、
以降も効果が持続したためすぐに導入を決定されたという。

この施設の場合、6人部屋に中型機が各1台。汚物処理室に同じく1台。
更に、館内の廊下やトイレに沿って、小型壁掛け機が計10台設置されてい
ます。

介護施設のケースでは、エタノール、アンモニアなどの悪臭物質と、インフ
ルエンザウイルス、MRSAなどの浮遊菌(有機物)を集め光触媒フィル
ターで分解・除去します。
雑菌については死骸まで、「水」と「二酸化炭素」に分解されるため、二次
感染等の予防にも役立つとのことでした。

盛和工業担当者によると、説明だけでは半信半疑だか、テスト後の効果に驚
かれるお客様が多い。お蔭様でテスト後の受注率が90%台であり、お客様
に感謝しておりますとのことだった。


■医薬品研究室・動物実験(解剖室)等に広がる用途
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製薬会社の動物実験室(動物臭、麻酔用エーテル臭)や、医学部の解剖室
(ホルマリン臭、死臭)、各種病院等でも導入が進んでいるとのこと。

また、オフィスや工場等の喫煙コーナーの脱煙及びたばこの臭いの脱臭機と
しても採用されています。一般的に喫煙コーナーで活用されている分煙機で
は煙(微粒子)は除去できるが、たばこ臭(アンモニア、アセトアルデヒド、
酢酸、ホルムアルデヒド等)は除去できない。光触媒であればこれらの悪臭
成分も分解できるため、高い評価を受けているとのことです。

脱臭/除菌のテーマや、強力な光触媒装置の開発をご希望の方は、一度相談
をされてみてはいかがでしょうか。


次回は、工業関連、食品工場、物流関連の事例をご紹介します。


---<ミニ用語辞典>-----------------------
※1:酸化チタン光触媒とは
 従来、酸化チタンは白色顔料として化粧品や食品の添加物に使用されてき
 ましたが、ホンダ-フジシマ効果の発見により光触媒としての道が確立さ
 れました。
 原理は、酸化チタンに近紫外線(380nm以下)を照射することにより、水
 と酸素から活性酸素種(ヒドロキシラジカル等)を発生させ、有害物質・
 悪臭物質・雑菌等を酸化し、最終的には無害な二酸化炭素と水にまで分解
 します。このような酸化・還元作用を「光触媒」と呼びます。
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※2:MRSAとは
 メチシリン(抗生物質の名称)耐性黄色ブドウ球菌の略称で、MRSA感
 染症等の原因となる。同感染症の代表的な症状は、髄膜炎、肺炎、腹膜炎、
 腸炎、敗血症などで、高齢養護施設や病院等で集団感染に発展する可能性
 もあり、感染防止対策が求められている。
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