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No.389 2007年4月4日 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃●┃生分解性プラスチック開発も行う、プラスチック成形のエキスパート ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日ご紹介するのは、昭和35年からプラスチックの押出し成形を行っている、 プラスチック・ゴム成形のエキスパート、大洋化成株式会社様です。営業品 目は、チューブ全般(自動車、薬品、ハーネス用途ほか)、異型チューブお よび配電盤用結束紐などですが、生分解性プラスチック(グリーンプラ)製 品の企画・設計・製造にも力を入れており、お客様のニーズに合った材料/ 加工方法などをご提案しています。 ※※※※※※※※※※※【 ここにフォーカス! 】※※※※※※※※※※※ 地球環境の保護に役立つ、生分解性プラスチック専用の成形加工環境を準備 製品の企画、設計、製造からグリーンプラマークの取得までをフォロー ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃●┃環境に優しい「生分解性プラスチック~グリーンプラ」 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グリーンプラは、原料を植物由来(サトウキビ・米・小麦・さつまいも・と うもろこしなど)とし、使用中は従来のプラスチックと同じ性能を持ち、 廃棄後は土中や水中のバクテリアによって水と炭酸ガスに分解され、消滅す るという、自然環境に負担をかけない次世代プラスチックとして、世界中の 注目を集めています。2005年には、愛知で開催された『愛・地球博』で食器 やトレー・生ゴミ袋に試用され、グリーンプラの廃棄後の循環テストやPR が行われてました。機能や性能、価格面で、まだまだ今後の研究・開発によ るところも多いですが、販売量は増加し続けています。 なお、生分解性プラスチック研究会(BPS)による認証制度があり、生分 解性・安全性が確認された材料は、BPSが運営するポジティブリスト(P L)へ掲載され、PLに掲載された材料のみから構成されるプラスチック製 品は、環境適合製品(グリーンプラ製品)として認定され、シンボルマーク をつけることができます。 ○主な特長 1:植物の生育に寄与する資源循環型原料である。 2:堆肥化が可能。 3:燃やしても有毒ガスがでず、燃焼温度も低く焼却炉を痛めない。 4:環境ホルモンがでない。 5:燃焼時のCO2発生量が紙や木と同じで、地球温暖化対策に有効。 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃●┃グリーンプラの企画・設計・製造までお客様のニーズにお応えします ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 同社では、グリーンプラ(生分解性樹脂)を材料とした商品化に対して、企画 から設計・製造まで、お客様のご要望に合わせた対応をいたします。グリーン プラの商品化は、材料コスト/耐熱性などを考慮し、材料混合比などの調整ノ ウハウが必要。グリーンプラ専用の成形設備を有する同社だからこそ、最適な 材料/加工方法等のご提案し、低価格・短納期・高品質を実現することができ ます。 ○大洋化成の主な取り組み 1:協力工場に生分解性樹脂専用機を導入。材料コンタミ(不純物)の無い、 高品質(グリーンプラ100%)な生分解プラスチックを保障。 2:100%生分解性プラの製品または、廃棄時に分解することで生分解性プラ に分別できる製品は、グリーンプラマークの取得が可能。同社でもグリーン プラ(生分解性樹脂)製品を積極的にPR。 3:生分解プラ専用の成形設備を保有 また、生分解性プラスチックの商品化事例として、三井化学(株)様と共に、 「環境マネジメントシステム 1SO14001」の認証を取得、環境問題を積極的 に取組んでおられる学研(株式会社 学習研究社)様において、教材開発の お手伝いもさせていただいております。なお学研様は、材料としてポリ乳酸 と石油由来生分解プラスチックのブレンドを採用。本教材は、「グリーンプ ラマーク」を取得しております。 |