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No.687 2008年8月7日 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃●潜在欠陥をわずか3~4日で検出し、開発時間を短縮可能 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日は、航空機搭載用・地上用各種、通信、電子、電波、光学機器並びに対 艦、対地、対空誘導機器、計測機器の校正などを行っている、株式会社エイ リイ・エンジニアリング様をご紹介します。 同社は、潜在的不具合を生産段階で発見、効果的な対策を講じて製品の信頼 性を高める、HALT/HASSをはじめ、高速温度変化やランダム振動などの信頼 性加速劣化試験の受託を行っています。 ※※※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※※※※ 設計・試作段階に潜在する不具合を3~4日で検出 HALT/HASS試験で不良返却率を低減し収益向上に直結 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ■潜在欠陥をわずか3~4日で検出し、開発時間を短縮可能  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ HALT/HASS試験(高加速ストレス試験技術)とは、アメリカで生まれた試 験・検査手法で、製品の信頼性を向上させるために行われます。設計・製造 段階における各種規格試験では発見できなかった潜在欠陥を、高速サイクル 試験により、3~4日という極めて短い期間で顕在化することが可能です。 近年、家電、パソコン、携帯電話などのあらゆる分野で製品モデルのサイク ルが早いことから、不具合を短時間で発見し、開発時間を短縮する方法とし て、日本でも注目を浴びています。 製品リスクを生産の初期段階で発見可能なHALT/HASS試験は、「シックス・ シグマ」(統計学における標準偏差6σの状態~100万回の作業で不良品の発 生率を3、4回に抑えることをスローガンとした品質管理・経営手法)などに も大変効果的です。 ■6軸ランダム振動と70℃/分超の温度ストレスを複合したASTシステム  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 同社では、Thermotron社のASTシステム(Accelerated Stress Testing System)を用いて、信頼性加速劣化試験を受託しています。 Thermotron社の「高加速振動ストレス試験装置」は、製品に振動加速度 50Grms以上の6軸ランダム振動を与えることで、製品が有するすべての振動 要素を均一に励起し、単一振動試験では発見できなかった製品の弱点を短期 間で検出できます。 潜在的不具合を短時間で発見するもう一つの効果的な手段は、70℃/分を超 える高速変化する熱衝撃。「高加速温度ストレス試験装置」は、温度範囲 -100~200℃において、極めて高速な温度サイクル加速試験が可能です。 同社は、Thermotron社の日本総代理店として契約を結び、技術供与を受けて いるため、サポートも十分。温度サイクル試験など、HALT/HASS試験のこと ならお任せください。また、試験対応の可否、設備についてもお気軽にお問 い合わせください。 ────────────────────────────────── 試験/分析/測定に関する受託企業や機器メーカ、設備などの関連情報も網羅 ほしい情報をすばやくキャッチ「試験・分析.com」装い新たにリニューアル https://lab.atengineer.com/ ────────────────────────────────── |