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No.751 2008年11月18日
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┃●材質そのまま、剛性同等で、金属板の板厚・重量を30%削減
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金属板を正六角形のハニカム(蜂の巣)配列でエンボス成形する技術を国内
で初めて確立したのが、株式会社深井製作所様です。同社は、金型の設計・
製作から、プレス・溶接・組み立て加工までを含む板金部品の一貫製造メー
カー。その高い技術力が、金属板の「ハニカム配列エンボス成形」技術を開
発・確立しました。


※※※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※※※※

 板厚を30%薄くしても、元と同等の剛性を確保。国内初の成形技術
        深井製作所「ハニカム配列エンボス成形」

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■剛性を維持・確保しながら板厚を薄くできる技術
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これまでエンボス成形の分野では、円形や波形でエンボス成形されたものは
ありましたが、ハニカム(蜂の巣)配列でのエンボス成形はなく、同社の
「ハニカム配列エンボス成形」は国内初の技術として注目されています。

特筆すべきはその剛性です。アルミ板による性能試験では、「ハニカム配列
エンボス成形」した場合、板厚が30%薄くなっても剛性は平板とほぼ同等を
確保。金属の性能を犠牲にすることなく、材質も変更せずに、30%の軽量化
を達成できます。


■自動車のほか、航空機や建設機械にも展開可能
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同社のエンボス成形は、高さ2mmの正六角形を、すき間無く配列。従来のエ
ンボス成形が円形や波形で凹凸を加工するのに対し、同社の正六角形配列は
十分な成形余裕を残しながらも剛性が高いのが特徴です。

自動車のアルミニウム製ヒートインシュレーター(遮熱板)に使用した場合、
1台当たり数100gから1㎏の軽量化が図れ、燃費改善につながります。自動車
用の技術として開発された「ハニカム配列エンボス成形」ですが、航空・宇
宙分野や船舶、建設機械、電気製品など様々な分野にも展開が可能です。


自動車用遮熱板の軽量化など、エンボス成形技術の活用について、お気軽に
お問い合わせください。


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