イベント名 | スラリー調製に向けた粒子の分散・凝集状態評価技術 |
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開催期間 |
2022年08月29日(月)
10:30~16:30 |
会場名 | ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2022年08月26日(金)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No.208415>
【Live配信セミナー】
スラリー調製に向けた
粒子の分散・凝集状態評価技術
★ スラリー中粒子の分散、凝集状態の評価手法を解説
■ 講師
法政大学 生命科学部環境応用化学科 教授 博士(工学) 森 隆昌 氏
■ 聴講料 :
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問い合わせください〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ プログラム
【講演概要】
スラリーは、セラミックス、電池材料、化粧品、医薬品、食品など幅広い産業分野で使われています。スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に制御することではじめて所望の特性を有する製品を製造することができます。
しかしながら、スラリー調製条件の最適化は未だに技術者の勘と経験に頼る試行錯誤的な方法で行われているのが現状です。
スラリー調製を難しくしている根本的な要因の1つは、スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に評価できていないことがあげられます。適切な評価とは、製品のどの特性を制御したいのかでも変わるため、これさえ測れば大丈夫という特性値はありません。
そこで、本講座では、スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に制御するために必要な考え方の基礎と、粒子分散・凝集状態を的確に評価できる技術を解説し、それらを実プロセスに応用した例を紹介します。
1.イントロダクション
1-1.スラリー評価の前に知っておきたいこと
1-2. なぜスラリーが必要なのか?
2.液中粒子の分散・凝集を支配する因子
2-1.DLVO理論
2-2.非DLVO力
3.スラリーの流動性評価
3-1.流動挙動の種類
3-2.流動性評価法
3-3.流動性評価の実例
3-4.見かけ粘度の測定で注意すべきこと
4.スラリー中の粒子集合状態評価技術
4-1.重力沈降,遠心沈降試験
4-1-1.測定原理及び実験方法
4-1-2.測定結果の実例
4-2.静水圧測定法
4-2-1.測定原理及び実験方法
4-2-2.測定結果の実例
4-3.ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
4-3-1.測定原理及び実験方法
4-3-2.測定結果の実例
4-4.希薄系での直接観察
5.スラリー評価の応用例
5-1.噴霧乾燥(スプレードライ)
5-2.リチウムイオン電池正極材料
5-3.チタン酸バリウム(シート成形)
5-4.溶出金属イオンが粒子分散及び成形に及ぼす影響
6.その他の評価
6-1.分散剤等の粒子への吸着量測定
6-2.粒子の溶媒に対する濡れ性評価
7.まとめ
【質疑応答】
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