イベント名 | 新規R&Dテーマを通すための上司、経営層への説明・説得の仕方 |
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開催期間 |
2025年03月25日(火)
10:00~17:15 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年03月24日(月)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No.503505>
【Live配信セミナー】
新規R&Dテーマを通すための
上司、経営層への説明・説得の仕方
★社内を通すのが一番難しい!
★上長、経営層の意思決定を後押しする資料の作り方、見せ方、説得ノウハウ!
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■講師
【第1部】(株)ファースト・イノベーテック 代表取締役 川崎 響子氏
【第2部】知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣氏
(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 兼任講師)
【第3部】(株)日本能率協会コンサルティング
シニア・コンサルタント 木村 壽男氏
【第4部】(株)リーディング・イノベーション 代表取締役 芦澤 誉三氏
■聴講料
1名につき66,000円(消費税込み、資料付)
1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問い合わせください。
プログラム
【10:00~11:30】
【第1部】研究開発テーマが承認されるためのデータ収集と企画書の作成法
(株)ファースト・イノベーテック 代表取締役 川崎 響子氏
【講演趣旨】
昨今の環境変化の中で優れた研究開発テーマの立案が不可欠です。実現するには開発テーマ企画そのものの質を高め、上司をはじめとするステークホルダーの承認を得るプロセスが求められます。たとえ熱意を持って提案しても、市場ニーズや自社の勝ち筋といった視点が反映されていなければ、開発テーマ企画は承認されません。 本セミナーでは、ステークホルダーにとって納得性のある開発テーマ企画を作るための基本原則と、データを活用した根拠の提示、ターゲットに応じた企画書の書き方を学習します。これにより、開発テーマ企画の質を高めるとともに、上司からの承認をスムーズに引き出すための実践的なスキルを習得することを目指します。 。
【講演項目】
1.研究開発テーマ企画で押さえるポイント
1.1 製造業を取り巻く環境の変化
1.2 研究開発部門が抱える課題と目指す姿
1.3 研究開発テーマの目的・ゴール
1.4 研究開発テーマの前提条件・制約条件
1.5 研究開発テーマ企画立案プロセス
1.6 ミッション・ビジョン・バリューの確認と理解
1.7 「狙い」の確定
2. 根拠を示すデータ活用と分析
2.1 狙いの領域別データ活用アプローチ
2.2 市場ニーズ情報と予測
2.3 技術シーズ情報と予測
2.4 VOC:顧客の声を聴く
2.5 業界分析
2.6 自社・競合分析
2.7 市場規模予測
3.研究開発テーマ企画の書き方
3.1 狙いの領域別 企画作成アプローチ
3.2 ペルソナ設定:B2C、B2B
3.3 エコシステム構想
3.4 ビジネスモデル構想
3.5 ポジショニングプラン
3.6 ロードマップ策定
3.7 開発テーマ企画
【質疑応答】
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【12:15~13:45】
【第2部】研究開発テーマのコスト試算と事業採算性の検討
知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣氏
(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 兼任講師)
【講演趣旨】
本講演では、その研究開発テーマが成就した場合の「事業採算性」に軸足を置きます。その事業採算性を考えるうえで、研究開発コストを何年で回収できるかという空虚な数字の計算に終始するのではなく、本講演会の大テーマである「新規R&Dテーマを通すための経営層への説明・説得」を踏まえて、経営目線で研究開発テーマの事業性を評価する視点を加えたものとします。 経営層は、「数字のお遊び」など信じません。経営層は、その研究開発テーマが真に自社が実施すべきものかどうか踏まえたうえで、それがどの程度の利益を生み出す事業規模となりうるかを見計らい、本当に実現できる可能性として技術者の情熱がどの程度のものかを見ているのです。本講演では、講師の経験を交えながら、そうした教科書には書かれていないお話をいたします。
【講演項目】
1.経営視点で研究開発テーマを評価する
1.1 企業の外部環境は変化している
1.2 経営者の視点とは
・経営者が重視しているものは何か
2.事業採算性の視点で研究開発テーマを評価する
2.1 技術的強みを評価する
・事業価値の観点から技術を評価するモデルとは
・ユーザーが求めている技術の本質とは
2.2 事業としての競争優位性を評価する
・事業ドメインの概念
・競合の把握とSTP分析
2.3 事業としての魅力度を評価する
・事業魅力度を評価する指標
・新市場の創出とは
・まだ見ぬ市場規模を想定する
3.事業採算性の考え方
3.1 事業収益をどのように想定するか
・想定市場規模から将来の事業収益を想定する
3.2 NPVによる投資採算性評価
・将来の収益を現在価値に置き換えて評価する
【質疑応答】
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【14:00~15:30】
【第3部】経営層が納得する研究開発テーマの評価法
~FVE (Future Value Evaluation:未来価値評価)法
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 木村 壽男氏
【講演趣旨】
経営層の研究開発生産性に対する要求水準は年を追うごとに高まっています。この「生産性」(投資対成果)を高めるための極めて重要なアプローチが、有効性・効率性が高く、しかも経営層が納得する「R&Dテーマ評価システムの構築」が不可欠となります。 本セミナーでは、演者が約20年前にプロトタイプを作成した後、実際のコンサルティング活動の中で完成度を高めてきた"FVE(Future Value Evaluation:未来価値評価)法" の基本的考え方、具体的な手法について、世の中のR&Dテーマ評価手法の全体像及びその中の主要な評価手法の解説を踏まえつつ詳しく解説いたします。
【講演項目】
1.「R&Dテーマ評価」の重要性が高まっている背景・理由
1.1 R&Dへの期待と不満 ― R&D生産性
1.2 R&D生産性 =「テーマの価値」× 「成功確率」
1.3 R&Dテーマ評価結果の活用方向
2.世の中のR&Dテーマ評価手法の全体像
2.1 R&Dテーマ評価の基本原則
2.2 世の中のR&Dテーマ評価手法の体系
2.3 「決定論的評価法」と「経済論的評価法」
3.主要なR&Dテーマ評価手法の解説
3.1 NPV(Net Present Value)法
3.2 IRR(Internal Rate of Return)法
3.3 評点法(New Score法 他)
4.「FVE(Future Value Evaluation:未来価値評価)法」 の解説
4.1 FVE法の全体像
4.2 「戦略的価値」の評価
4.3 「期待・経済価値」の評価
4.4 「実現可能性」の評価
5.FVE法による評価システム構築への組織的取り組み
5.1 R&Dテーマ評価システムの(再構築)基本設計
5.2 評価システムの詳細設計
5.3 評価システム運用の基本設計
【質疑応答】
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【15:45~17:15】
【第4部】経営陣が求める提案要素、判定基準と上司説得のポイント
(株)リーディング・イノベーション 代表取締役 芦澤 誉三氏
【講演趣旨】
新規事業は、経験のない商品・サービスを市場に出していくものです。そのため、売れる保証は誰もできません。しかし、一方では社内で承認されなければ、新しい売上を作ることはできなせん。すなわち、誰も保証できないことを、リスクを負う覚悟で承認しなければならない経営課題であるということです。 経営トップも知見の少ないない市場に対する事業判断を迫られるため、意思決定を後押ししてくれる何らかの要素を望んでいます。 本講座は、社内説得をしやすくするR&Dテーマ探索の進め方と合わせて、社内説得の3つの要素について解説します。
【講演項目】
1.未来事業はどのように生まれてきたのか
1.1 新市場が生まれるメカニズム
1.2 未来のニーズや不連続のトレンドは予測できるのか
1.3 ニーズが変化するのではなく技術がニーズを変化させる
2.現実的でユニークな中期R&Dテーマの見つけ方(社内説得にもつながるアプローチ)
2.1 目的指向アプローチの進め方の全体像
・進め方の全体像と推進ステップ
・目的指向アプローチの社内を説得しやすくする要素
2.2 中期R&Dテーマの探索の領域を決める
・素材、部品メーカーと最終製品メーカーの技術の違い
・技術的観点で自社らしさを決める(自社の機能製品技術を抽出する)
2.3 潜在ニーズを深掘りする目的領域を選定する
・ビジネス構造マップのつくり方とポイント
・潜在ニーズを深掘りする目的領域を設定する
2.4 潜在ニーズを掘り起こすアイデア発想とビジネスモデル
・新しいカテゴリーを生み出すための目的発想
・高い顧客価値を生むビジネスモデルの考え方
2.5 事業ユニットの設定と事業展開シナリオの立案
・突破口となるアプリケーションと機能製品技術と事業ユニット
・事業展開シナリオの立案と競争障壁を築く戦略立案
3.社内説得の3要素:目的とロジックと情熱
・事業目的の魅力度:顧客価値創出のストーリー
・ロジック:リアリティ
・情熱:本気度、分かりやすさ
【質疑応答】
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