| イベント名 | 熱伝導率測定の種類とメカニズム,用途別の選択法と使い方 |
|---|---|
| 開催期間 |
2025年12月23日(火)
10:00~17:00 |
| 会場名 | Zoomを利用したLive配信 |
| 会場の住所 | 東京都※会場での講義は行いません |
| お申し込み期限日 | 2025年12月22日(月)15時 |
| お申し込み |
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<セミナー No 512210>
【Live配信版】
熱伝導率測定の種類と
メカニズム,用途別の選択法と使い方
★薄い試料の縦方向への熱伝導性 , 液体や軟らかい試料の熱伝導性などの測り方のコツ
★同じ条件で測定したのに,結果がバラつくのは何故?
★再現性・機器校正や標準物資の考え方
■ 講 師
【第1部】(株)ベテル ハドソン研究所 副所長 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏
【第2部】(株)アドバンスドナレッジ研究所 技術顧問 工学博士 大串 哲朗 氏
【第3部】(国研)産業技術総合研究所 計量標準総合センター 物質計測標準研究部門
熱物性標準研究グループ博士(工学) 阿子島 めぐみ 氏
【第4部】(株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE 鈴木 康志 氏
【第5部】名古屋工業大学 大学院 工学専攻(機械工学分野) 教授 工学博士 田川 正人 氏
■ 開催要領
日時:2025年12月23日(木) 10:00~17:00
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料:1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせ下さい〕
■申し込み時のお願い
本セミナーは【Live版】か【アーカイブ版】の何れか,選択制となります。原則として申し込み後の変更は出来ませんのでご留意願います。ご不明の際は本セミナーの企画担当までお問合せ願います。
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
プログラム
【10:00~11:45】
第1部 熱伝導率測定の基礎と各種固体材料の熱伝導率測定
●講師 (株)ベテル ハドソン研究所 副所長 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏
【講座の趣旨】
熱伝導率測定の基礎について解説するととも に,各種の熱伝導率測定方法の概要と,種々 の材料をどのような熱伝導率測定法で測定す れば良いかについて解説します。
【セミナープログラム】
1.概要
1.1 熱伝導率測定の必要性
1.2 熱伝導率とその仲間
1.3 熱伝導率に類似した物性
2.熱伝導率測定方法
2.1 熱伝導率測定法の分類
2.2 定常法
2.3 非定常法(バルク)
2.4 非定常法(微小領域測定)
2.5 熱伝導率の関連規格
3.各種材料の熱伝導率測定
3.1 各種材料の熱伝導率範囲と熱伝導機構
3.2 断熱材料
3.3 熱伝導材料
3.4 先端材料(薄膜,微小領域)
【質疑応答】
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【12:30~13:30】
第2部 熱流センサーの基礎と応用およびフラッシュ法を用いた熱拡散率測定について
●講師 (国研)産業技術総合研究所 計量標準総合センター 物質計測標準研究部門
熱物性標準研究グループ博士(工学) 阿子島 めぐみ 氏
【講座の趣旨】
本講座では,近年熱流の見える化のツールとして使用されることが多くなってきた 熱流センサーについて,その原理と校正技術を解説し,熱流センサーの使用時の 注意点に関連する実用的な評価技術を紹介する。また,固体材料の熱拡散率 測定技術として広く普及しているレーザフラッシュ法について,その原理と適用範囲, 測定におけるコツについて解説する。
【セミナープログラム】
1.熱流センサーの基礎と応用
1.1 熱流センサーの原理
1.2 熱流センサーの校正技術
1.3 熱流センサーの実用評価技術
2.フラッシュ法を用いた熱拡散率測定
2.1 フラッシュ法の原理
2.2 フラッシュ法で測定可能な熱拡散率の範囲
2.3 フラッシュ法による熱拡散率測定のコツ
【質疑応答】
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【13:45~14:45】
第3部 ケイ酸塩融体の熱伝導率および金属(合金)融体の粘度測定について
●講師 茨城大学 名誉教授 工学博士 太田 弘道 氏
茨城大学 大学院 理工学研究科 教授 博士(工学) 西 剛史 氏
【講座の趣旨】
表面加熱・表面検出レーザフラッシュ法を用いてケイ酸塩融体の熱浸透率を測定し,比熱,密度のデータを用いて熱伝導率を評価してきた。また,るつぼ回転粘度計を用いて金属(合金)融体の粘度熱伝導率も系統的に測定してきたことについても解説する。
【セミナープログラム】
1.ケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.1 ホウケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.2 最近注目しているケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.3 今後のケイ酸塩融体の熱物性測定
2.金属(合金)融体の粘度測定
2.1 合金融体の粘度測定の現状
2.2 高温における合金融体の粘度測定
2.3 今後の低粘度融体の粘度測定
【質疑応答】
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【15:00~15:45】
第4部 FTIRによる放射率測定の考え方とその応用
●講師 (株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE 鈴木 康志 氏
【講座の趣旨】
表面加熱・表面検出レーザフラッシュ法を用いてケイ酸塩融体の熱浸透率を測定し, 比熱,密度のデータを用いて熱伝導率を評価してきた。また,るつぼ回転粘度計を用いて 金属(合金)融体の粘度熱伝導率も系統的に測定してきたことについても解説する。
【セミナープログラム】
1.ケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.1 ホウケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.2 最近注目しているケイ酸塩融体の熱伝導率測定
1.3 今後のケイ酸塩融体の熱物性測定
2.金属(合金)融体の粘度測定
2.1 合金融体の粘度測定の現状
2.2 高温における合金融体の粘度測定
2.3 今後の低粘度融体の粘度測定
【質疑応答】
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【16:00~17:00】
第5部 熱電対の基本的な使い方と測定誤差の要因について
●講師 名古屋工業大学 大学院 工学専攻(機械工学分野) 教授 工学博士 田川 正人 氏
【講座の趣旨】
熱電対は,多くの特長を兼ね備えた温度計測法の基準となる接触式センサである. 本講演では,熱電対が本来もつ性能を十分に発揮させるために必要な基礎知識 (測定誤差の要因と精度向上への鍵)を中心として解説する.
【セミナープログラム】
1. 熱電対の静特性
1.1 「よい」熱電対の条件
1.2 金属素線の熱起電力
1.3 熱電対の熱起電力
1.4 JIS熱電対の熱起電力
2.種々の熱電回路と測定原理(Moffatの図式解法)
2.1 熱電回路の基本形
2.2 熱電回路の図式解法と熱起電力の表現
2.3 均質回路の法則
2.4 中間金属の法則
2.5 熱電対素線における不均質の影響
2.6 差動型熱電対の熱電回路と測定原理(図式解法)
2.7 サーモパイル(熱電堆)の熱電回路と測定原理(図式解法)
2.8 固体表面温度の測定と測定精度向上への基本的な対策
3.熱電対の測定誤差要因(熱流体計測への適用を想定して)
3.1 熱伝導誤差とその定量的評価
3.2 熱電対の動特性と応答遅れ誤差の定量的評価
3.3 熱電対の応答特性(時定数)の解析と応答遅れの補償技術
3.4 熱電対による流体温度測定と可視化計測への展開
【質疑応答】
※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
※セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
※なお,「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は
【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄に
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