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コラム

【紹介①】絶縁用保護具等の規格(絶縁用保護具の耐電圧性能等)

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電力計測 校正・試験 定期点検  / 2018年10月02日 / 

 最近、JEMICでは、国内外の各種安全規格、一般電気機器等に用いられる試験機器(耐電圧試験器、アース導通テスタ等)のJCSS校正を開始しました。これら試験機器は、電圧・電流・抵抗・周波数・時間といった単一の電気量だけの校正ではなく、組合せた電気量の仕様要求になっています。

 今回は、絶縁用保護具の耐電圧性能等に要求される条件について紹介します。

 

 -----   絶縁用保護具の耐電圧性能等(労働安全衛生法より)   -----

 

 労働安全衛生法(昭和四十七年法律第五十七号)第四十二条の規定に基づき、絶縁用保護具等の規格を次のように定め、昭和四十八年一月一日から適用する。

 

第三条

 絶縁用保護具は、常温において試験交流(五十ヘルツ又は六十ヘルツの周波数の交流で、その波高率が、一・三四から一・四八までのものをいう。以下同じ。)による耐電圧試験を行つたときに、次の表の上欄に掲げる種別に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる電圧に対して一分間耐える性能を有するものでなければならない。

絶縁用保護具の種別

電圧(単位 ボルト)

交流の電圧が三〇〇ボルトを超え六〇〇ボルト以下である電路について用いるもの

三、〇〇〇

交流の電圧が六〇〇ボルトを超え三、五〇〇ボルト以下である電路又は直流の電圧が七五〇ボルトを超え、三、五〇〇ボルト以下である電路について用いるもの

一二、〇〇〇

電圧が三、五〇〇ボルトを超え七、〇〇〇ボルト以内である電路について用いるもの

二〇、〇〇〇

 

2 前項の耐電圧試験は、次の各号のいずれかに掲げる方法により行うものとする。

 一

 当該試験を行おうとする絶縁用保護具(以下この条において「試験物」という。)を、コロナ放電又は沿面放電により試験物に破損が生じない限度まで水槽(そう)に浸し、試験物の内外の水位が同一となるようにし、その内外の水中に電極を設け、当該電極に試験交流の電圧を加える方法

 表面が平滑な金属板の上に試験物を置き、その上に金属板、水を十分に浸潤させた綿布等導電性の物をコロナ放電又は沿面放電により試験物に損傷が生じない限度に置き、試験物の下部の金属板及び上部の導電性の物を電極として試験交流の電圧を加える方法

 試験物と同一の形状の電極、水を十分に浸潤させた綿布等導電性の物を、コロナ放電又は沿面放電により試験物に損傷が生じない限度に試験物の内面及び外面に接触させ、内面に接触させた導電性の物と外面に接触させた導電性の物とを電極として試験交流の電圧を加える方法

 

 これからも更なる校正サービスの向上に努めてまいりますので、今後とも校正試験をご利用いただきますよう、お願いいたします(標準部)。 

 

【オープンイノベーションで切り拓く新規事業創出を目指しています】 

 JEMICは、低電圧(商用電圧)から高電圧(UHV)に至るまで、電力(量)測定(待機電力、消費電力等)を専門に計測器の校正等を行っている公正中立な機関です。

 特に、JEMICでは、取引証明に用いられる電気計器(スマートメーター等)の検定及び型式承認業務を行っており、電気に係る試験及び環境試験等を実施しています。これら電気計器に係る型式承認業務に使用している試験設備は一般公開(有料)しています。是非とも電気計器等以外の試験にもご利用ください。

 これからの電力業界の環境変化に対し、新たな課題に取り組み、多種多様な企業と共創することによって、解決できるよう取り組んでまいります。

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