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スーパーエンプラフィルム事業へ本格進出 ― 三重県津市に新工場を建設 ―

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トピックス  /  化学・樹脂 電子・半導体 先端技術
  クラボウ(資本金 220億円、本社 大阪市中央区、社長 井上晶博)は、総額約60億円の投資を行い、三重県津市に新工場を建設のうえ、スーパーエンプラフィルム事業への本格進出をはじめとするフィルム事業の拡大をはかります。

1.事業展開の概要

クラボウグループは、平成24年度を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「総意・総力 '12(SS '12)」において非繊維事業での新規事業領域の開拓や新規事業の創出を重要課題のひとつに掲げ、化成品事業では、主力の自動車内装部材、住宅用建材、半導体向け樹脂加工製品に次ぐ第4の事業として機能フィルム事業の拡大を計画し、技術開発、用途開拓を行ってまいりました。

スーパーエンプラフィルムは、小型化・薄膜化などが進む電子部品や半導体の関連部材、次世代ディスプレイ用部材など様々な用途において、耐熱性、耐薬品性、絶縁性、耐衝撃性などを有する機能性材料として今後の需要拡大が期待されています。

クラボウでは、化成品事業において、昭和46年にフィルム事業に進出し、平成16年にはスーパーエンプラフィルムの開発を開始、平成19年には、フィルム・シートの製造加工販売を手がける「シーダム株式会社」(注1)のM&Aによる子会社化により、フィルム事業の強化、拡充を着実に行ってまいりました。この度、熱可塑性ポリイミドフィルム「ミドフィル」をはじめとする各種スーパーエンプラフィルムの事業性に目途が立ったこと、およびエラストマー多層フィルムの需要拡大が見込めることから、量産体制の整備を行うため総額約60億円の投資を行い、三重県津市にある当社社有地を活用し、本年7月に工場建設に着手します。新工場設立にともない生産設備の新設に加え、これまで安城工場(注2)に設置していた既存の生産設備一式も新工場に集約し、生産・開発体制を強化いたします。これにより5年後の平成28年度には、フィルム事業において連結ベースでの売上高150億円を目指します。

2.新工場の概要

新工場は、エラストマー多層フィルム用の第1工場、ホットメルトフィルム・ラミネートフィルム用の第2工場、スーパーエンプラフィルム用の第3工場の3工場からなり、クリーンルームを導入し、高品質の機能性フィルムの生産を行います。これにより、各種樹脂に対応した独自の製膜技術を有することとなり、汎用製品からスーパーエンプラ製品までの幅広い差別化商品の生産が可能となります。

また、工場には太陽光発電を備え、一部LED照明を使用するなど、省エネや環境にも配慮した工場といたします。

(1)工場名:クラボウ三重工場

(2)所在地:三重県津市江戸橋3丁目85番地

(3)敷地面積:約45,000㎡(旧 津工場 敷地全体の約1/3)

(4)延床面積:約15,000㎡

(5)従業員数:約70名(平成28年度時点)

(6)生産品目:ホットメルトフィルム・ラミネートフィルム、スーパーエンプラフィルム、

         エラストマー多層フィルム など

(7)総生産能力:7,000t/年(平成28年度)

(8)総投資額:約60億円(建物、設備)

(9)操業開始:第1工場 平成24年4月(予定)

         第2工場 平成24年6月(予定)

         第3工場 平成25年1月(予定)

 

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