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コラム

前処理は大切だという話

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めっき技術コラム  / 2014年10月02日 / 

 10月に入りました。徐々に日が短くなり寒くなり。地元では

稲刈りが終わりつつあります。新米の季節!味覚の秋!

 

そんな中、めっきの試作をしておりまして、前処理って大切だ

なと思った出来事がありました。

粗化ニッケルめっきを銅板につけようとしていたのですが、どう

も表面の濡れ性が悪いのです。

 

 

 何もしていない状態の素材。 そのまま水に濡らしても水をはじきます。

 

前処理を行ったものの・・・

 端の部分が水をはじいてしまっています。

濡れ性が良い状態というのは、

こういう風に、万遍なく水が乗っている状態です。

 

濡れ性が悪いままめっきすると、

このように、はじいてしまっていた部分にうまくめっきがつかず、

むらになってしまいます。裏はさらにひどいことになってました。

ちょっとわかりにくいですが、よくみると均一な表面でなく、むらが

できてしまっています。

 

本来ならこのように、均一な表面にならなければならないのです。

 

前処理と言っても様々な工程があり、素材やめっきによって変えていきます。

大体の場合、アルカリ脱脂、電解脱脂、酸活性を順に行います。今回は電解

脱脂をより強力なものにすることで、濡れ性を確保し、めっきを綺麗につけるこ

とができました。

きちんと脱脂できていないと、濡れ性が悪くなり、きちんとめっきがつかなくなる

という基本的なことが身に浸みた出来事でした。

ただ順番に前処理を行い、めっき液につければいいというわけでなく、きちんと

製品の状態を観察しつつ、工程をこなして行かなければなりません。1つの工

程が終わる度に観察し、異常が発生した場合、どこで異常が発生しているのか

すぐに把握できるようにすることで、NG品の発生を最小限にとどめることができ

るのです。どんなときにも気を抜けないですね。

 

以上です。 

 

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