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コラム

文献・特許に詰められているもの

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コラム  / 2015年10月27日 / 

すっかり更新頻度が落ちつつあります。気づけば10月も

終わりです。北の方、山の方では紅葉が始まり、場所に

よってはすでに散り始めているとか。北海道では初雪が

降りましたし、確実に冬の気配近づいてきています。

私、寒いのがかなり苦手ですので、できれば冬にならずに

済んで欲しいと願っております。無理ですが。

 

 

私が所属する研究開発課では、表面処理技術に関する文献

や特許を参考に実験ををしたりします。なので、時間があれば

自分の持っている試作案件や、研究テーマに関するそういった

資料を読むようにしています。

ただ、私は文系出身で、研究論文や特許を読んでいても、何が

かいてあるのかさっぱりわからない!状態でした。理解できない

箇所は自然と目が滑るというか、ごく自然に読もうとしなくなるの

です。そしてそのまま読み進めたところで前後関係が分からなく

なり、結局わからない!となります。

 

以前このブログでも取り上げていた変色しないSnめっきについて、

ある雑誌の連載記事を先輩に勧められて読みました。自分が少し

かじったことがあるだけに、以外とすんなりと読むことができました

(分からない箇所は当然あります)。

それはSnめっきの、特にウィスカーの研究について書いてあったの

ですが、読み進めていくと、この記事を書くに当たってどれだけの回

数・時間実験されたのだろうか!と圧倒されました。全て実際に行っ

た実験で収集したデータから成り立っていますので、相当の時間が

かかっています。すごい!

さらに、さらっと書いてある一言にも必ず根拠があり、その根拠を打

ち立てるためにの実験があり、データがあり、と考えるととんでもない

情報量から成り立っているんだなと感心せずにはいられませんでした。

並々ならぬ努力と忍耐力と情熱がなければできないことだなと思いま

した。

 

今、ドラマで池井戸潤作の『下町ロケット』放送していますね。中小企

業がロケット開発に関わるお話(でいいのか?)ですが、先週放送され

た中に、特許に関するやりとりがありました。主人公の会社が特許侵

害で訴えられ、その法廷で主人公が技術者としての熱い思いを語って

いました。

特許を書いて申請して受理されるのも大変なのでしょうが、特許を取

れるほどの技術を開発するのはもっともっと大変なのでしょう。試作、

実験、データ処理と数え切れないほどの行程を経た結果が特許です。

そう考えると、なんて読みにくい文章なんだ!と憤慨するのではなく、

背景にある実験の数々に思いをはせ、どんな人たちがこれを作り上げ

たのかと想像してみるのもいいのかもしれません。

・・・いかにも文系な特許の読み方ですね。やっぱり読みにくいことに変

わりはないのです。

これからもっとよく文献・特許を読むようにし、慣れ親しむようになれば

変わってくるでしょう。今後の自分に期待です。

 

以上です。

 

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