信頼性ソリューション部の耐環境テストラボより新規取り組みの一つを、ご紹介させていただきます。
環境試験・信頼性試験は試験時間が長く、ほとんどの場合、昼夜を問わず連続運転を行っています。
商品開発のスケジュールも決まっており、スムーズに試験を行いたいものです。
このため朝・昼・夕に稼働状況の日常点検、年に一度メーカ定期点検などを行っております。
しかし、試験機です。日々メンテナンスを行っていてもトラブルはつきものです。
例えば、加熱加湿異常、冷凍機異常、送風機異常や突然の落雷、地震による瞬時停電などもあります。
そこで、このような事象による影響を少しでも軽減するために、この度、環境試験設備、特に温湿度試験機、熱衝撃試験機に関して、試験機のそばに居なくても試験状況が確認できる「遠隔モニタリングシステム」を取り入れました。さらに、上記の試験に必要なインフラ設備である純水製造装置の稼働状況、漏水有無なども
遠隔モニタリングの対象にしています。万が一、何かエラーが発生した場合は、迅速な処置を行い、皆さまの開発スケジュールに遅れを取らないよう、最大限の対応をしていきます。
トラブルによる試験ロスのミニマム化を図り、安心して試験評価していただけるように取り組んでおります。
コロナ禍という今までにない生活環境・労働環境になっておりますが、見学はできますので、是非お声掛けいただき、お越しいただければと一同思っております。
トラブル未然防止策[試験機モニタリングシステム]
遠隔操作可能な設備
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中型恒温恒湿機(ハイパワー型) |
また、耐環境テストラボでは、正しい試験をより正しく実施することにも取り組んでいます。
正しくをモットーに…
JQA(日本品質保証機構)より、
[ISO/1EC17025の規格に基づく、試験所の認証]を受けております。
(認証範囲は、JIS C60068-2シリーズの12項目です。)
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