■リサイクルCFRPとは
航空機構造への炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の適用率は年々増加しており、ボーイング787やエアバスA350XWBでは構造重量の50%に達しています。
これまでの航空機はアルミニウム合金が主構造材料であるため、現在の技術でリサイクルが行われており、航空機がスクラップされた後にアルミ廃材として売却されています。
一方、CFRPのリサイクルに関する研究は国内、海外でもいまだ少なく、今後のCFRPの利用増加を考慮するとリサイクル技術はCFRPにとって必要不可欠な課題であると言えます。
(JAXA 航空本部「CFRPリサイクル技術」より)
リサイクルCFRPに関する研究・開発について、今後内容を追加予定です。