EASA(European Aviation Safety Agency)とは、欧州航空安全局のこと。
EU(欧州連合)の民間航空機産業における、安全に関する分野での規制やその管理を行なう機関で、ドイツのケルンを拠点としている。
2002年7月に設立され、2008年にJAA(Joint Aviation Authorities:合同航空当局)の機能を引き継いで本格的に始動した。
EU内の法的権限があるという点でJAAとEASAでは大きな違いがある。
EU内の航空事業における主な業務は下記のものが挙げられる。
- 新法案を起草する際の支援
- 加盟国の状況監査を含む、安全ルールの実装および監視
- 航空機「型式証明」の承認、及びその構成要素である設計、製造、保守への関与
- 非EUである第三国の技術(者)の審査・承認
- 航空機の安全性の分析・研究等、技術開発