ツポレフTu-144(Tupolyeva Tu-144)とは、ソ連のツポレフ設計局で設計・製造された超音速輸送機 (SST) のこと。
外観がコンコルドに酷似していたために、当初からスパイ活動による盗作であると噂されたが、原型機の初飛行はコンコルドよりも早い1968年12月に行なわれた。
燃費性能が、同じ超音速輸送機のコンコルドと比較しても格段に悪く、また、1973年のパリ航空ショーでの展示飛行中の墜落で多数の死者を出したことなどから、旅客機としての運航は僅か数年で幕を閉じた。