基板評価

硬質プリント基板やフレキシブルプリント基板の各種品質評価を行っています。また、実装部品の評価や、マイグレーション試験、ウイスカ観察など、実装基板の評価も行っています。海外調達基板や海外実装品の品質確認に貢献します。

  酸化膜厚測定（SERA法）

金属表面に電解液をあて、電極より微小電流を流すと還元反応が発生します。反応進行により、電圧は還元された物質固有の値まで変化するため、還元に要した時間から膜厚を計算できます。オングストローム単位での測定が可能であるという特長を持っています。

  ホットオイル試験

生基板のスルーホール信頼性を評価するのに有効な方法です。260℃と20℃に保持したシリコンオイル槽を有し、各槽に交互に浸漬することで急激な熱ストレスを与え、試験前後のスルーホール導通抵抗を評価します。また、導通抵抗モニタリング試験も可能です。

  マイクロビッカース硬さ測定

 ピラミッド形状のダイヤモンド圧子を一定荷重で試料表面に押し付け、その時の圧痕の大きさから、材料の硬さを相対的に比較します。