事例
■概 要
塵埃の厳しい使用環境でも各種の部品が正常に機能することが要求され、特に自動車のエンジンルームは最も塵埃環境が厳しいと言われています。本試験は使用環境に合わせて耐塵埃性を評価することを目的とした試験です。
■試験設備紹介
・自社開発設備:JIS D 0207準拠
・制御方式:風洞循環方式
・風 速:0.5~15.0m/s
・最大風量:65m3/min
・砂塵種類:関東ローム(8種類)、アリゾナダスト等
・塵埃濃度:0.0~17.0g/m3
・温湿度範囲:常温常湿
・サンプル設置エリア:
W700×H500×D500mm【関東ローム(8種)】
W750×H900×D750mm【アリゾナダスト等】
・試験エリア全容積:
0.5m3【関東ローム(8種)】
0.8m3【アリゾナダスト等】
・試供品MAXサイズ:W300×H250×D200mm
■対応規格
JIS D0207、ISO 20653、JIS C0920
種類 | 区分 |
ダスト 種類 |
ダスト 濃度 mg/㎥ |
流速 m/s |
試験槽 容積 ㎥ |
試験時間 |
||
撹拌 時間 s |
休止時間 min |
繰り返し 合計時間 h |
||||||
F |
2 |
原則として JIS Z 8901の 8種又は6種 |
3,000以上 | - | 0.5以上 |
2 又は 5 |
10 又は 15 |
8 |
3 | 100以上 | - | 8 | |||||
C | 1 | 5,000以上 | 約5 | - | 2 | |||
2 | 100以上 | 約10 | - | 6 |
※気流式試験(種類C・区分1&2)に関しては、試験中のテストエリア温度が60℃以上になります。
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