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事例

塩水噴霧試験

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信頼性試験  /  自動車 電子・半導体 試験・分析・測定

概 要

塩水噴霧試験は大気腐食を対象にした腐食試験法の一つで、塩化ナトリウム水溶液を噴霧した雰囲気に試験片をさらして行う試験です。
試験対象は金属材料またはめっきや塗装膜等の表面処理品で、腐食・錆・変色・剥離・膨れ等の発生を調査します。
長期間で生じる腐食を短時間に圧縮して評価することが可能で、酸性雨や海洋に隣接した地域での塩害の影響など、製品を使用される環境により、このような環境試験が推奨されます。

 

弊社塩水噴霧試験の特長

1. 設備の特長
噴霧液の補給タンクはpH変動を抑止した設計構造になっています。またISO・JIS・JASO等、各種規格に適合した噴霧塔方式を採用しており、噴霧分布の均一性に優れています。
2.試験前後の調査
試験前後の腐食状態を確認するための、断面研磨・観察・分析や強度試験・剥離試験・硬さ試験等の各種評価のご対応が可能です。

 

設備紹介

メーカー:スガ試験機
型式:SYP-90
温度:35±1℃
噴霧液:5%中性塩化ナトリウム水溶液
試験槽内
試験槽内寸法:W900×H500×D600(mm)
投入可能試料容積の目安:寸法:70×150×t1.0mm の基板で48枚

 

 

■試験項目と対応条件例

・塩水噴霧試験  35 ℃、50 ℃
・乾燥試験    R.T.+10℃ ~ 70 ℃
・湿潤試験    R.T.+10℃ ~ 70 ℃、60 ~ 95 %RH
・外気導入    約外気温度・温湿度制御無

 

■試験用途

・金属試料の錆の発生の有無の確認
・メッキの塩水に対する耐食性の評価
・塗装の選定のためのメーカー・条件毎の耐食性の比較

 

■対応規格

ISO 9227、JIS Z 2371、JIS H 8502

 

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