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事例

コネクタの高温環境下における影響を通電・休止の繰り返しによって確認する「カレントサイクル試験」

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自動車 電子・半導体 試験・分析・測定

■概要

コネクタの耐久試験の1試験であり、全極を直列に接続したコネクタに電流印加、停止を繰り返します。
通電による発熱や冷却の繰り返しによる熱ストレスを与え、カシメや嵌合緩みなどの影響を確認する試験です。

 

■試験条件

風の影響を防ぐため無風状態で実施します。
試験台への放熱を配慮し空中にて試験を行い、試験対象部の温度計測モニタリングを実施します。
印加電流値は、温度上昇試験の値を参照、または電線径により決定されます。
(条件例)
 ・電流印可時間 45min  停止時間 125min
 ・試験サイクル数 200~1000サイクル程度

 

■試験風景

 

■試験データ例

 

 

■試験用途

コネクタ端子に通電のON、OFFによる熱ストレスを与えて、接触抵抗増大の確認、コネクタ端子の温度上昇が規格値を満足するか評価します。
カシメ下限圧サンプル、上限圧サンプルを組み合わせて評価することにより、適正なカシメ部圧縮率や行程管理水準を決定します。

 

■対応規格

JASO D 616
自動車メーカ規格

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