製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
WEB営業力強化支援サービスのご案内
分析、故障解析、信頼性試験、試料作製、レーザ加工、再現実験 株式会社クオルテック
事例

観察に広域ミリングが必要とされる、電子部品などに有効な「ワイド断面ミリング」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • @engineer記事クリップに登録
自動車 試験・分析・測定 家電・AV

■概要

イオンミリングにより、高倍率SEM観察などのための、微細かつ高精度な断面試料を広範囲に作製します。

 

■特徴

アルゴンイオンビームを照射し、スパッタリング現象を利用することで、機械研磨では難しかった高分子や金属、複合材料など、さまざまな試料を無応力で加工できます。
応力をかけないため、より歪みがなく、試料の結晶構造を壊さずに、積層形状、結晶状態、異物断面、微細な剥離確認の分析が広範囲に可能です。
ワイドエリア断面ミリングホルダを使用することにより、最大8mm幅まで広げることができ、広領域が必要なBGA・CSPなど電子部品の加工が可能です。

 

■設備紹介

メーカ:日立ハイテク
型番:ArBlade5000  所有台数:2台
・イオン加速電圧:3~8kV
・ミリングスピード:1000μm/h

(加速電圧:8kV,試料:Siエッジ距離:100μm)
・ミリング範囲:1mm~8mm
・最大搭載試料サイズ:W20×D12×H7mm
・使用ガス:アルゴンガス
・機能:イオンビーム間欠照射

 

■用途

ワイヤボンディングの接合部断面。
はんだ接合部断面。
薄膜厚み確認。
微細な剥離確認。
カーケンダルボイド確認。

 

■事例写真

BGAのはんだボール断面SEM画像

  • HOME
  • 事例
  • 製品・技術
  • イベント
  • ニュース
  • 試験一覧
  • 設備紹介
  • 会社概要
  • お問い合わせ
参加ポータル
試験・分析.com
エコ&エネルギーポータル