事例
■概要
これまで、はんだのクラック率測定において検査が属人化していました。
というのも、クラックの場所は分かっても、その先のクラックの入り方について予測するのが困難だったからです。
その問題について、弊社独自開発のAIにより、属人化しない高速な検査を実現しました。
■はんだ全体を三次元的に可視化
従来のクラック率測定は、特定の断面のみを観察する事が主流で、全体を評価する事は一般的ではありませんでした。
本手法では、X線CTにより三次元的に測定しAIによって検出・可視化する事で、はんだ全体のボイドやクラックを定量評価できます。
また、はんだ面を従来のクラック率計測(下左図)するのではなく、3Dクラック率計測(下右図)で捉える事で、より正確でばらつきの少ない結果を導き出す事が可能です。
■非破壊で検査可能
X線CTで画像を取得するので、サンプルへの加工ダメージはなく、検査後に試験再開できます。
そのため経時変化観察が可能になります。
https://youtu.be/ceprwY_rvlY
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