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イベント

8/21【セミナー】ポリ乳酸の高性能化

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樹脂・ゴム・高分子系複合材料 環境材料  / 2019年06月13日 /  環境 化学・樹脂
イベント名 ポリ乳酸の高性能化
開催期間 2019年08月21日(水)
10:00~17:00
会場名 東京・品川区大井町 きゅりあん 4F 第1特別講習室
会場の住所 東京都
地図 https://www.science-t.com/hall/16431.html
お申し込み期限日 2019年08月20日(火)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

 

結晶性高分子の基礎とポリ乳酸の成形加工性・耐熱性・耐衝撃性・寸法安定性の向上

 

生分解性プラスチックを知り尽くす講師による渾身のセミナー
ポリ乳酸の結晶化ダイナミクスと結晶性高分子の高性能化技術を解説

本セミナーでは結晶性高分子の代表例としてPLA(ポリ乳酸:polylactic acid、polylactide)に焦点をあてて、PLA固有の欠点である極めて遅い結晶化速度を向上させる全ての要素技術 ―D体共重合比や分子量、各種添加剤(造核剤、結晶化促進剤、マルチ機能改質剤)―を総括。結晶性高分子の高性能化材料設計(分子設計/配合設計)技術の最前線を踏査する

 

講師

 

望月 政嗣 氏 (工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー)
【専門】高分子材料科学、特にバイオプラスチックや生分解性高分子、高分子の高性能・高機能化材料設計と成形加工技術、繊維・不織布の構造と物性


【略歴】
1968年、京都大学工学部高分子化学科卒。京都大学工学部助手を経て、1969年にユニチカ(株)入社。同社中央研究所から大阪本社技術開発企画室を経て、2003年に理事、テラマック事業開発部長。この間山形大学と京都工芸繊維大学客員教授京都工芸繊維大学バイオベースマテリアル研究センター特任教授兼務。2007年にユニチカ(株)を定年退職した後、京都工芸繊維大学繊維科学センター特任教授(常勤)として5年間勤務。この間日経BP技術賞その他受賞、日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示委員会委員長、(社)繊繊学会理事関西支部長等を歴任。著書に「バイオプラスチックの素材・技術最前線」「生分解性ポリマーのはなし」その他多数。

 

 受講料(税込)

 

48,600円(本体45,000円+税3,600円)※資料・昼食付
キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)

 

 趣旨

 

 結晶性高分子はその成形加工工程で結晶化することにより、その高分子固有の潜在的性能としての熱的・機械的特性等を発現することができる。しかるに、ポリ乳酸(PLA)に代表される結晶化速度の遅い結晶性高分子は、その成形加工工程で十分に結晶化が進まないために成形加工性に劣り、得られる成形品は耐熱性や寸法安定性(低い熱収縮率や経時安定性)、耐衝撃性等に劣る。

 本セミナーでは結晶性高分子の代表例としてPLAを取り上げ、PLA固有の欠点である極めて遅い結晶化速度を飛躍的に(2桁)向上させる全ての要素技術、即ちD体共重合比や分子量、各種添加剤(造核剤、結晶化促進剤、マルチ機能改質剤)を総括し、結晶性高分子の高性能化材料設計(分子設計/配合設計)技術の最前線を踏査することを目的とする。

 1980年代の後半より今日までの30年間有余、産学両分野でPLAを中心とする生分解性プラスチックの基礎研究から技術・事業開発までを世界に先駆け成し遂げた講師による渾身のセミナーである

 

 プログラム

 

<得られる知識・技術>

◇ 結晶性高分子の結晶化理論、解析と結晶化速度パラメータの算出法
◇ ポリ乳酸の成形加工法と結晶化ダイナミクス
◇ ポリ乳酸の結晶化速度増進による耐熱性、寸法安定性、成形加工性の向上
◇ ポリ乳酸の高性能・高機能化添加剤の分子・配合設計技術


<プログラム>

1.はじめに
 1.1 科学と技術の狭間で…固と全体の問題
  1) 自然農法主宰者、福岡正信の呟きに耳を傾ける
  2) アカデミアの世界では…特定の要素・要因のみを取り上げ、それが高レベルであることを強調する研究報告が目白押し!
  3) 技術の世界では…要素間の相互作用から免れることはできず、各要素は独立に振舞うことはできない!
  4) 線形科学から非線形科学へ…ミクロな要素分析的アプローチである科学からの脱却と構成要素間の相互作用から生まれる
    技術を重視する視点への転換
 1.2 深刻化する海洋プラスチック汚染問題
  1) 生分解性プラスチックが果たす決定的に重要な役割…海洋プラ濃度の経年変化(累積増加)曲線
  2) 海洋汚染問題に対する短期的視点と長期的(グローバルな)視点
  3) 海洋に流入する流木・草本類…マイクロチップは太古の昔より存在した!?
  4) 海洋自然生態系が許容し得る海水中の生分解速度とは…ポジティブ・コントロールはリグニン?
 
2.結晶性高分子の結晶化ダイナミクス
  - ポリ乳酸を例に、結晶性高分子の結晶化理論と実際を徹底理解!
 2.1 脂肪族ポリエステルの一次構造と熱的・機械的特性
  1) ポリ(α-オキシ酸)…PGA, PLA
  2) ポリ(β-オキシ酸)…PHA(PHB, PHBV, PHBH)
  3) ジオール/ジカルボン酸の重縮合体…PES, PBS, PBAT
 2.2 成形加工工程における結晶化の分類
  1) Melt Crystallization(メルトから室温下への降温冷却過程における結晶化)
    …押出成形、射出成形、ダイレクト・ブロー成形
  2) Cold Crystallization(室温からの加熱昇温過程における結晶化)
    …真空・圧空成形、発泡成形、インジェクション・ブロー成形
  2.3 等温結晶化
  1) 結晶化速度式G=G0exp(-ED/RT-KTm/RT(Tm-T) の物理的意味
    ①第一項:セグメントの拡散過程…温度と正の相関
    ②第二項:核形成過程…温度と負の相関
  2) 最も結晶化速度の速い結晶化温度Tc(Tg < Tc <Tm)の検出法
  3) 結晶化速度パラメータ…ts, t1/2, te, kの算出法
 2.4 非等温結晶化…冷却速度が結晶化温度や結晶化度に及ぼす影響
 2.5 結晶化速度に影響を及ぼす因子
  1) 一次構造…PLAのD体共重合比(%D)が結晶化速度に及ぼす影響
  2) 分子量
  3) 造核剤や結晶化促進剤(架橋剤、可塑剤、マルチ機能改質剤)
 2.6 結晶化速度が遅い場合に顕在化する問題点
  1) 冷却・固化未達…Tg<室温の場合、ゴム状態のままで粘着感残留
  2) 耐熱性不足:低い熱変形温度
  3) 力学特性未達…低強度、低弾性率
  4) 寸法安定性不良…高い熱収縮率
  5) 成形サイクル…遅延
6) 二次結晶化…室温放置下での経時変化(形状、物性)
 
3.結晶性高分子の成形加工性
  - 熱的・機械的特性がいかに優れていても成形加工性が不良では使い物にならない!
 3.1 成形加工性の物理的意味…溶融体から室温下への冷却・固化賦形工程におけるガラス化又は結晶化
 3.2 成形加工性支配因子
  1) 溶融押出過程…溶融粘度、溶融張力の分子量依存性
   ① 高粘度…押出成形(フィルム、シート)、発泡成形、ダイレクト・ブロー成形
   ② 中粘度…繊維、射出成形
   ③ 低粘度…スパンボンド、メルトブローン、薄肉射出成形
  2) 冷却固化過程…Tg又は結晶化速度(冷却速度、変形速度依存性)
   ① 室温<Tgの場合 ⇒ Tg…室温下への冷却だけでガラス化
   ② Tg<室温の場合 ⇒ 結晶化速度…室温下への冷却過程で結晶化が必須
  3) ケース・スタディ…微生物産生ポリエステル(PHA)系
 3.3 成形加工性改良剤
  1) 溶融粘度、溶融張力調整剤
   ① 増粘剤…エポキシ基含有反応性改質剤、架橋剤(有機過酸化物)
   ② 流動性改良剤、粘度低減剤…ポリグリセリン脂肪酸エステル
  2) 結晶化促進剤…造核剤、可塑剤又は結晶化速度向上剤、マルチ機能改質剤
 
4.添加剤による高性能・高機能化材料設計
  - ポリ乳酸固有の欠点を改良するために避けられない添加剤による改良技術
 4.1 耐熱性…荷重たわみ温度(DTUL)又は熱変形温度(HDT)
  1) 非晶性高分子…耐熱性≒Tg
  2) 結晶性高分子…Tg<耐熱性<Tm
    → 結晶性高分子の耐熱性を支配するのは成形加工工程での結晶化速度
  3) 結晶化促進剤…造核剤、可塑剤又は結晶化速度向上剤、高分子界面活性剤
  4) 透明耐熱性(透明結晶化)…通常の分散型造核剤ではなく溶解型造核剤
 4.2 耐衝撃性…添加改良剤のタイプと作用機序
  

タイプ具体例相溶性TgやTmへの影響
A 可塑剤 低下
B ブロック共重合体、高分子界面活性剤 なし


 



 

 

 4.3 耐熱性と耐衝撃性の同時改良添加剤としての高分子界面活性剤とその発現機構
  1) 高分子界面活性剤…ポリグリセリン脂肪酸エステル(PGFE)
  2) PGFEのマルチ機能改質効果
   ① 分散安定剤→固体フィラー分散性向上効果
   ② 流動性改良剤→溶融粘度、混錬・押出しトルク低減効果
   ③ 可塑剤・耐衝撃性改良剤→可塑化・耐衝撃性向上効果
   ④ 結晶化促進剤→耐熱性(透明耐熱性を含む)と成形加工性改良効果
 4.4 寸法安定性…低熱収縮率、二次結晶化防止
 
5.質疑応答(名刺交換)

 

━━━━━━━━━━━━◆キャンペーンについて◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━

≪お申し込み方法≫

 お申し込みページ一番上の連絡事項欄に「2名同時申込み」希望の旨と、

 2人目の受講者様の情報(お名前・メールアドレスは必須)をご入力ください。

 住所等が申込者様と同一の場合は、省略いただいて結構です。

・2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。詳細は別途ご連絡いたします。

・同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。

・3名様以上でお申込みの場合、3人目以降は定価の半額で受講できます。

・受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。

・請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。ご希望の場合はお知らせください。

・他の割引は併用できません。

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○お申し込み後、サイエンス&テクノロジーより確認のご連絡を差し上げます。

○受講料は銀行振込、または当日会場にて現金でお支払いください。

○お申込み後、ご都合が悪くなった場合は代理の方のご出席も可能です。

やむなくキャンセルされる場合は、下記のキャンセル規定で承ります。

◇キャンセル規定◇

開催日から逆算(営業日:土日・祝祭日等を除く)いたしまして、

・開催7日前以前でのキャンセル: キャンセル料はいただきません

・開催3~6日前でのキャンセル: 受講料の70%

・開催当日~2日前でのキャンセル・欠席: 受講料の100%

※受講料入金後での7日前以前のキャンセルについて、返金の手続きが発生した場合の振込手数料はお客様負担とさせていただきます。

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※お申し込み詳細についてはQ&Aにも掲載しております。

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