1/26 【Webセミナー(アーカイブ配信)】 スケールアップ・ダウン検討、失敗例/解決(対処)法と 実験計画法による効率的なデータ収集
イベント名 | 【Webセミナー(アーカイブ配信)】 スケールアップ・ダウン検討、失敗例/解決(対処)法と 実験計画法による効率的なデータ収集 |
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開催期間 |
2021年01月26日(火)
10:30~16:30 【アーカイブ受講】 2021年2月9日(火) ごろ配信予定 (視聴期間:配信後10日間) ※会社・自宅にいながら学習可能です※ |
会場名 | 東京・品川区大井町 きゅりあん 6F 中会議室 |
会場の住所 | 東京都 |
地図 | https://www.science-t.com/hall/16431.html |
お申し込み期限日 | 2021年01月25日(月)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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【Webセミナー(アーカイブ配信)】
スケールアップ・ダウン検討、失敗例/解決(対処)法と
実験計画法による効率的なデータ収集
~スケールアップを前提とした実験計画の考え方~
このセミナーは、【会場受講】もしくは
【Webセミナー(アーカイブ配信)受講】が選べます。
※WEBセミナー(アーカイブ配信)は、セミナー終了10日後に配信開始し、
10日間・何度でも動画をご視聴いただけます。
各開発段階での注意点、更にスケールアップ製造で遭遇した問題点をどのように対処、
◎スケールアップの考え方、ポイント、着目点と実験計画法
◎医薬品原薬の開発段階に応じた変更管理の考え方
◎スケールアップの失敗例、その原因、解決策
◎スケールアップ前後の同等性の考え方
◎スケールアップ・スケールダウン実験の考え方、進め方
講師 |
受講料(税込) |
55,000円(本体50,000円+税5,000円)※資料・昼食(会場受講のみ)付
キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額27,500円)
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/S&T会員 33,440円 )
35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 )
定価:本体32,000円+税3,200円
会員:本体30,400円+税3,040円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
趣旨 |
本セミナーでは実際に経験した事例(失敗例)を参考に各開発段階で行う実験の注意点、実際のスケールアップ製造で遭遇した問題点をどのように対処、解決したかを説明し、更にそこから得られた知見をもとに効率的な実験計画の立て方、必要なデータの集め方を説明する。
プログラム |
<主催>
化合物には複数の結晶形が存在することが少なくありません。その中で優れた特性を有する単一の結晶形を安定的に製造し,医薬品の開発を進めることが常道とされています。逆に言えば,アモルファス,不安定結晶,準安定形結晶の安定的な製造は困難な場合が多く,その理由だけで医薬品開発の候補品から外される事例もあります。また,目的とするただ一つの結晶形だけが晶析するようにコントロールすることは困難を伴う場合が多いことも現場で良く経験することです。この困難性は客観的な製造プロセスで可視化(数値化)することで可能となります。本セミナーは,十分な経験を踏まえた講師が「コツやノウハウ」をお話します。製造の管理者,実務者,また現在問題に直面している方に解決のヒントが満載です。この機会をご活用ください。
<講演内容>
2.スケールとスケールアップの相違点
・小スケールとスケールアップのパラメータの比較と考え方、設定法
3.合成法、合成ルートの設定、考え方、注意点(ICH M7、化審法、その他)
4.スケールアップ実験するためのチェックポイント、考え方と原料、中間体の評価項目(安全性、安定性、結晶多形、溶媒和他)とその対応策
5.実験計画法による効率的なデータ収集
(1)スケールアップを前提とした実験計画の考え方
(2)スケールアップ前提の実験計画の考え方、データの取得法、活用法(事例を参考に)
・事例1:プロセスの短縮(7日近くかかるプロセス(反応→抽出→濃縮→晶析→乾燥)を2日に短縮。)
・事例2:過酸化水素水による酸化反応(危険性回避)
・事例3:結晶多形のスクリーニング
6.スケールアップでの問題点(実際の経験から)と対応策
(1)開発初期(実験室~10Lスケール)の事例
●アスコルビン酸硫酸エステル誘導体の製造:1gスケールでは目的物が合成できたが、10gスケールでは合成不可の結果となった。(中間体の安定性)
●カラム分離工程の回避:前臨床試験に進むことが決まり、カラム分離工程回避の必要性が出てきた。(結晶性誘導体)
●ピリジン・無水硫酸錯体(硫酸エステル化剤)の合成:吸湿性が原因で目的物が得られないと判断したが、逆に吸湿性を利用することで大量生産可能な方法を見出した。(目的物の物性の理解)
●ペントキシフィリン中間体の製法検討:文献を参考に実験を進めたが目的物は得られず、実験結果に基づいて検討を進めたところ、簡単な製法にたどり着いた。(反応の理解)
●抗生物質の側鎖の製造:新合成法を考案し、特許出願までしたが、中間体に安全性の問題あることがわかり、検討中止。(安定性は変えられない)
●五塩化リンによるクロル化プロセス:溶媒を変更したら反応が進まなくなった。(結晶多形の影響?)
●アルキルホルムイミデート類の合成:青酸ガスを使用しなければならない。(反応の理解)
●エステルの選択(アミノチアゾール誘導体):メチルエステル、エチルエステルの比較実験をして相違点(物性)を確認、合理的な合成法に至った。
●その他
●アミノチアジアゾール誘導体の製造:設備の性能を安易に考えてオーバー反応してしまった。(反応後の安定性確認)
●塩酸ペンタゾシンの中間体の製造:スケールアップして中間体を大量合成したら分解してしまった。(中間体の物性は変えられない)
●アミノチアゾール酢酸誘導体の製造:再結晶プロセスをスケールアップしたら目的物が得られなくなった。(必ず原因がある)
●臭素化プロセスのスケールアップ:パイロットにスケールアップしたところ、反応開始を確認できず、大きなトラブルに陥りそうになった。対処法を検討した結果、合理的かつ安全なプロセス開発に至った。
●撹拌速度の影響:アセトン/炭酸カリウム系でのアルキル化反応。(不均一反応の考え方)
●結晶多形の同等性:外部委託したら結晶形で同等性の問題が発生。(規格設定の重要性)
●その他
●PhaseIII試験後の製法変更:爆発性の中間体を経由するためスケールアップ製造できずPhaseIII試験が終わってしまった。(反応の仕組みの理解)
●目標規格の原料が手に入らない:商用生産に入ろうとしたら原料が入手できなくなった。(原料調査の重要性)
●設備変更して反応の本来の姿がわかった:パイロットまでGL、商用生産でSUSに切り替えたところ錆が発生。(原料中の強熱残分の影響)
●アミノチアゾール酢酸製造のスケールアップ:パイロットまでは問題なかったが、商用生産で乾燥機の選択を誤った。(安定型と準安定型)
●キャンペーン生産:スポット生産では問題なかったエステル交換反応を、キャンペーン生産に切り替えたところエステル交換反応が進まなくなった。(種晶の影響)
●溶媒回収できる条件でプロセスを設計:溶媒回収しないと採算が合わなくなった。(発想の転換)
●残留溶媒の規格:商用生産に移行しようとしたら残留溶媒の問題発生。(溶媒和物)
●出発原料の製法に伴う問題(製法に伴う異性体混入の可能性)
(4)商用生産開始後の事例
●収量低下の逸脱:原料の溶解時間の影響(原料と溶媒の相互作用)
●技術移転:季節の影響まで考えていなかった。(湿度の影響)
●原料の純度をアップ:高純度の原料に切り替えた途端に逸脱(不純物除去の仕組み)
●乾燥時間の管理:順調に商用生産がスタートしたが、突然製品の乾燥時間が2倍(10時間→20時間)になった。(水和物の考え方)
●その他
□質疑応答・名刺交換□
【WEBセミナー:アーカイブ受講対応セミナー】
※お申し込み画面では、【会場受講】または【WEBセミナー】のいずれかをご選択いただけます。
※【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。
ご注意ください。
【WEBセミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,PWをメールにてご連絡申し上げます。
・視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
・セミナー資料は印刷・郵送いたします。
・このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先を掲載)
<配布資料>
・会場受講:製本テキストとPDFテキスト(印刷可)
・アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可)
※セミナー資料は、電子媒体(PDFデータ/印刷可)をマイページより
ダウンロードいただきます。
━━━━━━━━━━━━◆キャンペーンについて◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪お申し込み方法≫
お申し込みページ一番上の連絡事項欄に「2名同時申込み」希望の旨と、
2人目の受講者様の情報(お名前・メールアドレスは必須)をご入力ください。
住所等が申込者様と同一の場合は、省略いただいて結構です。
・2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。詳細は別途ご連絡いたします。
・同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
・3名様以上でお申込みの場合、3人目以降は定価の半額で受講できます。
・受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
・請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。ご希望の場合はお知らせください。
・他の割引は併用できません。
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○お申し込み後、サイエンス&テクノロジーより確認のご連絡を差し上げます。
○受講料は銀行振込、または当日会場にて現金でお支払いください。
○お申込み後、ご都合が悪くなった場合は代理の方のご出席も可能です。
やむなくキャンセルされる場合は、下記のキャンセル規定で承ります。
◇キャンセル規定◇
開催日から逆算(営業日:土日・祝祭日等を除く)いたしまして、
・開催7日前以前でのキャンセル: キャンセル料はいただきません
・開催3~6日前でのキャンセル: 受講料の70%
・開催当日~2日前でのキャンセル・欠席: 受講料の100%
※受講料入金後での7日前以前のキャンセルについて、返金の手続きが発生した場合の振込手数料はお客様負担とさせていただきます。
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※お申し込み詳細についてはQ&Aにも掲載しております。
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