イベント名 | 微粒子分散系のレオロジー |
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開催期間 |
2023年06月15日(木)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナー |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2023年06月14日(水)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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微粒子分散系のレオロジー
~レオロジーの観点から分散・凝集制御の基礎を学ぶ~
得られる知識
・レオロジーの基礎
・微粒子分散系の基礎
・レオメータの利用方法
講師 |
神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 工学博士 教授 鈴木 洋 氏
セミナー趣旨 |
微粒子分散系は、食品・樹脂コンポジット、塗料、化粧品など様々な応用分野に存在する系である。しかしながら微粒子の分散媒中の挙動については複雑であり、これまでの技術では分散・凝集制御は試行錯誤的に取り扱われてきた。本講ではレオロジーの基礎から微粒子分散系を取り扱う方法を講義する。その上で微粒子の分散・凝集制御に必要な学問を身につけ、塗布乾燥などのいくつかのトピックスについて取り上げ、実際の微粒子分散系を俯瞰する。
プラスチックの反応成型もこの硬化技術に含まれますが、基本は有限の大きさの分子から分子量が無限大とみなせる三次元網目構造が形成される架橋反応です。現象論的に見ると液体から固体への変化であり、その過程で系の粘弾性的性質は劇的に変化します。三次元網目構造が形成される架橋硬化過程における構造変化と粘弾性的物性変化との関係を分子論に基づいて説明します。続いて、UVインクと熱硬化性塗料を例に挙げ、三次元網目構造の形成とレオロジーとの関係を工業技術への応用という観点から解説します。さらに、樹脂の硬化に関わる特許を知財として評価した事例についても紹介します。
セミナー講演内容 |
1.レオロジーの基礎
1.1 ひずみとひずみ速度
1.2 応力と粘度
1.3 複雑流体
2.粘度発現のメカニズム
2.1 低分子流体
2.2 微粒子分散系
2.3 高分子流体
3.粘弾性流体
3.1 マックスウェル要素
3.2 フォークト要素
3.3 緩和と遅延
3.4 粘弾性流体の挙動
4.粘弾性流体の解析
4.1 コーシーの方程式
4.2 擬塑性流体モデル
4.3 粘弾性流体モデル
5.微粒子分散系
5.1 分散系の分類
5.2 粒子間相互作用
5.3 ゼータ電位
5.4 DLVO理論
6.サスペンジョン
6.1 サスペンジョンの粘度
6.2 セルモデル
6.3 凝集体分散系の粘度
7.粘度測定法
7.1 回転式レオメータ
7.2 細管式粘度計
8.チクソトロピー
8.1 チクソトロピーとは
8.2 チクソトロピー性の発現メカニズム
8.3 チクソトロピーモデル
9.添加剤による分散・凝集制御
9.1 分散制御
9.2 凝集制御
9.3 凝集剤・分散剤
10.流れによる分散・凝集制御
10.1 凝集速度制御
10.2 スタティックミキサー
11.塗膜の微粒子挙動
11.1 印刷ペーストの粘度履歴
11.2 コーティングプロセス
12.膜乾燥課程の微粒子挙動
12.1 沈降と乾燥
12.2 バインダーによる構造制御
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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