製品・技術
クローズドインペラ(金属3Dプリンタ―造形+2次加工[研磨処理])
金属3Dプリンター(Additive manufacturing、金属積層造形法)を用いて製造した部品事例を紹介します。
ポンプなどに使用されるインペラ。
特に羽根部(インペラ)が側板(シュラウド)に覆われている「クローズドインペラ」は、エネルギー効率が高く、幅広い分野で活用されている部品です。
東レ・プレシジョンでは、研磨処理を行い、高精度な部品に仕上げます。
特長
- クローズドインペラは羽根部(インペラ)が側板(シュラウド)に覆われているためエネルギー効率が高く液体の送液性能が高いインペラです。
- クローズドインペラを機械加工で製作する場合、インペラとシュラウドを高精度に削り出すため、工具やNCプログラム、材質を考慮した加工など検討項目も多く、その製作難易度は高くなります。
金属3Dプリンターならば3Dモデルからダイレクトに製造可能でコストメリットや、出口間隙幅が狭められ設計自由度もUPします。 - 金属3Dプリンターの造形だけでは、インペラやシュラウドの表面が粗く、流体抵抗が大きく設計性能が出ません。
- 東レ・プレシジョンでは、設計性能を発現させるために流路研磨を実施します。
表面粗さも研磨前Ra20µmから研磨後Ra0.5µmに改善させることが可能です。 - 高速回転するクローズドインペラはケーシングとの高精度な嵌め合い公差が必要です。
東レ・プレシジョンではラビリンスシールなど重要箇所の加工も対応可能です。 - ロケットエンジン用ターボポンプインペラの試作で造形&加工ノウハウを多く培いました。1個の試作から量産までご相談下さい。
製品事例
- 試作製品事例
- :クローズドインペラ
- 応用分野例
- :航空宇宙、医療、自動車 等
- 応用機器例
- :ロケットエンジン用ターボポンプインペラ
冷却液循環用ポンプインペラ
ポンプインペラ - 掲載品の材質
- :Inconel718
- 掲載品の大きさ
- :Φ50×H20mm
- 製造工程
- :金属3Dプリンター、旋盤加工、流路研磨
■造形後の2次加工例
お問い合わせ
「金属3Dプリンター造形」についてお気軽にお問い合わせください。
ご希望される寸法サイズ、公差、形状、品質条件や、ご検討されている背景もお知らせいただけるとスムーズなご回答が可能です。
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