【FARO Lead ST】は、5つの動作モードを備え、さまざまな用途やシーンで活用できるハンディスキャナーです。最大の特長は、フォトグラメトリ機能を使って大型対象物を高精度にデータ取得できることです。
フォトグラメトリでは別の機器を必要とするスキャナーもありますが、Leap STはコードターゲットを使ってスキャンの精度を維持することで、別の機器がなくても単体でのスキャンが可能です。スケールバーなどの必要なアクセサリーもすべて同梱されています。
主な用途として、鋳物の検証、自動車のシートや内装のスキャン、衝突実験、大型車両・列車などのスキャンに活用できます。ハンディのため、振動のある工場環境などでも使用可能です。
ISO17025認定の校正証明書が発行され、トレーサビリティを保証します。
特長

生産現場ですぐに測定
ハンディタイプなので、小回りが利き持ち運びに便利。軽量なので、長時間の測定も苦になりません。

超高速・超高精細スキャン
34本のレーザーラインにより、小型から中型部品を高速スキャン。詳細なスキャンが必要な場合は、超高精細スキャンを用いることで高精度データを取得できます。
校正証明書の発行
ISO17025認定の校正証明書が発行され、トレーサビリティを保証します。
用途
自動車、小型船舶などの外観検査
単体で機能するフォトグラメトリにより、Leap ST 1台で大型対象物を高精度にスキャンします。フォトグラメトリに必要なスケールバーやコードターゲットはすべて同梱されています。
開発・試作・リバースエンジニアリング
自動運転車や特別仕様車などのカスタム部品の開発に、インパネ、ドアパネル、ルーフなど必要な部分だけを手軽にスキャン。軽くて持ち運びができるため、出張スキャンにも最適です。
鋳造品などの大型部品の検査
カメラタイプと違い、どの方向からでも自由にスキャン可能で、データが撮れていなかったなどのエラーを削減します。検査室だけでなく製造現場で使用できるため、重量のある鋳造品を移動する必要がありません。形状が複雑でも、ディープホールスキャンモードを使い詳細なスキャンが可能です。
対応規格・主なスペック
測定精度
最高 0.020 mm
スキャンレート
4,150,000 スキャン/秒
レーザークラス
クラス2(保護具は不要)
動作温度範囲
-10℃ ~ 40℃
発売時期・サービス開始時期
製品紹介動画
※クリックすると再生されます(音声はOFFになっています)
カタログダウンロード・お問い合わせ
製品関連情報
会社情報

ファロージャパン株式会社
企業プロフィール
企業名 | ファロージャパン株式会社 |
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企業名かな | ふぁろーじゃぱん |
住所 | 〒480-1144 愛知県長久手市熊田716 |
代表者名 | リン・クン・ウォン |
設立年月日 | 2000年08月03日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業概要
FAROは、3次元測定、AEC(建築、エンジニアリング、建設)および公共の安全の分野において3次元測定、イメージングとリアル化ソリューションをグローバルに展開するテクノロジー企業です。
FAROのポータブル3次元測定器は、生産や品質保証のプロセスにおいて、部品や組立構造の高精度な3次元測定、分析や比較を実現します。またFAROの3Dレーザースキャナーは、建設現場や工場を詳細にデジタル化し、効率的な建設工程管理やプラントエンジニアリングを実現します。