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工業用潤滑油を再生油としてリユース可能に

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使用済み工業用潤滑油は、通常、焼却処理(サーマルリサイクル)を行いますが、港北油化株式会社では、委託再生業者としてお預かりし、再生処理(マテリアルリサイクル)を行い、再生油としてリユース(再利用)しています。

約50%のコスト削減、カーボンニュートラル(CO2削減)に貢献

使用済み潤滑油を油水分離、白土点火、フィルタ―プレスといった再生処理(マテリアルリサイクル)を行い、リユース(再利用)することで、約50%のコスト削減※と社会貢献(CO2削減、資源保護)が可能です。

※令和4年8月における新油購入との比較。40%〜60%程度のコスト削減になることが多いですが、油の種類、状態、量の他、新油の価格変動などによって変わります。
※委託再生のため、排出事業所より運搬される再生廻しの潤滑油は産業廃棄物としてマニフェストの発行が必要です。

潤滑油リユースのメリット1【コスト削減】

潤滑油を再生し、再使用することにより第一に挙げられるのがコストの削減です。
近年、原油価格の慢性的高騰で末端の石油製品は毎月ごとに価格が変動しています。(それも数年前と比較すると高い価格帯で)しかし潤滑油を再生するコストは人による手間なので再生設備があれば安定した価格でサービスを提供出来ます。

【モデル1】
ドラム缶での再生
(油圧作動油#46 10ドラム(2,000L))
場所 栃木県内
油種 油圧作動油#46 1回あたり10ドラム(2,000L)受入
油圧機械の漏れ 日常的に機械よりの油漏れのため、毎月、油を補給
パターン 引取納品を同時に行う、初回は引取りのみですが再生品が出来上がり、納品依頼を受け、納品日が決定したら次の再生予定の油を用意していただき納品時に引取る。

詳細はお問い合わせください。

【モデル2】
タンクローリーでの再生
(軸受け油 ※水分、泥分混入)
場所 千葉県内
油種 軸受け油
パターン 数量約10,000L廃油オイルタンクを持っているためタンクより直接抜取し弊社へ運搬後タンクへ受入、再生後タンクローリーで先方製品タンクへ納入。

詳細はお問い合わせください。

【モデル3】
ドラム缶でのスポット再生
(3ヶ月に1回程度)(不水容性切削油 10ドラム)
場所 神奈川県内
油種 不水容性切削油 (1回のロット10ドラム)
各切削機械より回収:機械を循環している切削油及び切粉に付着した油剤を回収しドラムで保管、切粉・冷却水が混入。
パターン 使用済み切削油を引取、再生終了後納品を行う、再生品は新油と半々に混合し補給する。

詳細はお問い合わせください。

潤滑油リユースのメリット2【社会貢献】

一度劣化した油を再生し再使用することにより廃棄する油の量が減少します。これは枯渇資源である原油使用量を減らし資源保護に役立ちます。
そしてどのような油も最終的には燃焼させて処理をしますが、燃焼させる機会を減らすことによりCO2排出を減らすことが可能です。

再生サンプルテストと実機サンプルテスト

再生サンプルテスト

潤滑油を再生処理するに当り、事前に再生対象の潤滑油が再生可能か否か判定することが必要です。ユーザー様から4L程度のサンプルを缶容器(洗浄後乾燥したペットボトルでも可)に採取していただき、(潤滑油はゴミや水分が分離するためよく攪拌後採取のこと)弊社にお送りいただいた潤滑油の内容を見て、再生方法を検討いたします。

  • 1回の再生サンプルテストは約1L単位。
  • 1回のテストで再生不可の場合、異なった再生方法でリトライをするため、4L準備いただきます。
  • 上記テストで実機再生の判定をしますが、実機再生では条件が違うため、稀に不可の場合もあります。
  • 潤滑油の基本的な数値を測定、確認し、異種油の混合が無いかなどの判定が出来ます。

実機サンプルテスト

サンプルテストで再生可能か診断した後、実機でのテストも行いたい場合は実機サンプルテストを実施することも可能です。

  • 実機サンプルテストは4ドラム(800L)程度が必要です。
  • 実施にかかる費用(運搬費用含む)はご負担いただきます。
  • 実機では白土槽に前処理した潤滑油を投入しスチーム配管で加温します。その後40枚のペーパーフィルターを装着したフィルタープレス機で潤滑油を濾過します。

対応地域

関東地方(茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)
甲信越地方(長野県,静岡県,山梨県)

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ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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