製品・技術
チタン酸アルミニウム(Al2TiO5,Al2O3+TiO2)とは
チタン酸アルミニウム(Al2TiO5)は、熱膨張率がゼロに近く、耐熱衝撃性に優れたセラミックスです。形状によっては1,000℃からの水中投下にも耐えられるなど、急激な温度変化に強い特長があります。
また、アルミニウム鋳物用溶湯との非濡れ性に優れ、金属溶解用ルツボ、セッター、電池材料・電子部品の焼成用容器などに使用されています。
マルワイ矢野製陶所では、CIP(ラバープレス)成形によるルツボ、板(セッター・フタ)、サヤ(匣鉢・トレー・バット)などを製作しています。
チタン酸アルミニウムの機能特性
- 低熱膨張
熱膨張率がゼロに近く、温度変化による膨張が小さい材質です。 - 耐熱衝撃性
急激な温度変化に強く、形状によっては1,000℃からの水中投下にも耐えられます。 - アルミニウム溶湯との非濡れ性
アルミニウム鋳物用溶湯に濡れにくい特性を持ち、金属溶解用ルツボやラドルなどに使用されています。
チタン酸アルミニウムの用途
- 金属溶解用ルツボ
- セッター
- ラドル
- 焼成用容器(電池材料・電子部品)
チタン酸アルミニウムCIP成形品
■特長
CIP(ラバープレス)成形品は、全方向から超高圧をかけることで製作する、高密度で密度の均一な緻密製品です。ゴム型を使用するため少量生産にも対応でき、型代も抑えられます。
チタン酸アルミニウムの低熱膨張、耐熱衝撃性、アルミニウム溶湯との非濡れ性を生かした各種製品を提供しています。
物性表
| 製品名 | FTA-PS | FTA-W | |
| 材質 | チタン酸アルミニウム | ||
| 外観 | 緻密質 | ||
| 化学成分 (Wt%) |
Al2O3 | 50% | 55% |
| TiO2 | 40% | 40% | |
| SiO2 | 8% | 3% | |
| 嵩比重(g/cm3) | 3.1 | 3.3 | |
| 吸水率(%) | 1 | 1~2 | |
| 熱伝導率(W/mk) | – | – | |
| 曲げ強度(MPa) | 10 | 30 | |
| 耐火度(℃) | 1000 | 1500 | |
| 熱衝撃特性(℃/hr) | 1000 | 1000 | |
| 呈色 | 灰色 | 薄灰色 | |
| 主な用途 |
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※特性値は、代表値であり保証値ではありません。
■加工事例
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FTA-PS
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チタン酸アルミCIP品
(ラドル・焼成治具)
お気軽にお問い合わせください
CIP成型・押出成型・プレス成型・圧力鋳込み成型など、ニーズに合わせた加工に対応。マグネシア、ジルコニア、アルミナを使用した坩堝(ルツボ)、匣鉢(こうばち)、鞘(サヤ)など、少量多品種に対応しています。
セラミックス加工に関するご相談・特性について、お気軽にお問い合わせください。
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