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Q&A

溶射についてよくあるご質問

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Q&A 溶射技術情報  / 2018年12月11日 / 

回答

溶射についてよくあるご質問

 

 

 

溶射とは何でしょうか?

 

ガスの燃焼またはアーク、プラズマといった熱源によって溶かされたコーティング材料を基材にたたき付けてコーティングする方法です。

 

溶射について詳しくはこちら

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溶射はメッキとどう違うのですか?

 

メッキと異なる点は主に以下の通りです。

  1. 大きさに制限がない
    →メッキ槽のようなものは必要ありません
  2. 基材への熱影響が少ない
    →100℃程度の熱影響しかありません
  3. 基材の材質を選ばない
    →鉄、非鉄金属だけでなく木材や紙、セラミックなどにもコーティング事例があります
  4. コーティング材料を選ぶことが可能
    →メッキは材質が限定されますが、溶射の場合には金属、サーメット、セラミック、一部の樹脂がコーティングできます
  5. 厚膜化が可能
    →メッキは数十ミクロン程度の膜厚ですが、溶射は数百ミクロン程度になります

 

 

溶射の作業工程はどのようになっていますか?

 

溶射の作業工程は、一般的に前処理→下地処理→溶射処理→後処理となります。

詳細は以下に示します。

  1. 前処理・・・スケールや油、汚れを洗浄します。またマスキングが必要な場合には養生を行います。
  2. 下地処理・・・サンドブラストによって表面を清浄化・粗面化させます。
  3. 溶射処理・・・下地処理後すみやかに施工します。
  4. 後処理・・・必要に応じて溶射皮膜を機械加工を行ったり、封孔処理を行ったりします。

 

溶射の作業工程について詳しくはこちら

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溶射の単価を知りたいのですが。

 

溶射の施工費用については、基材の大きさ、形状・コーティング材質、コーティング膜厚などによって変わってきます。

詳細な金額についてはお問い合わせ下さい。その際、対象物の図面、写真などがご提供いただけますと助かります。

 

 

溶射材料を提案してもらえますか?

 

まずは目的、状況、使用環境などをご教示下さい。

 

目的

硬くしたい、腐食を防ぎたい、寸法復元したい

状況

どのくらい摩耗、腐食しているか

使用環境

環境湿度、腐食や摩耗の原因・要因

使用する場所(屋内・屋外)

その他

新作か中古品の補修か

 

頂いた情報から最適な溶射材料を提案させていただきます。

溶射の前加工や後加工についてもアドバイス可能です。

 

 

封孔処理、塗装などもお願いできますか?

 

はい。塗装、封孔処理ともに施工可能です。

下地処理(ブラスト)のみ、塗装のみでも承っております。

 

ブラスト処理について詳しくはこちら

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建造物など持込が困難な物への溶射は可能ですか?

 

基本的には運搬できるもののみの対応となります。

現地での施工が必要な場合は要相談となります。

 

 

加工できる部品、製品の大きさはどのくらいですか?

 

防食溶射は10tクラスの大型構造品でも施工可能ですがセラミック、超硬溶射の場合では5t未満程度となります。

まずはサイズが分かるような図面・写真等の資料をご提供下さい。

 

 

現地での作業、出張加工はお願いできますか?

 

現在承っておりませんが、施工業者をご紹介することができます。

 

 

表面処理にはどのくらいの期間が必要ですか?

 

施工面積、形状、溶射膜厚、溶射材料、数量によって期間は変わります。

また工程次第では予想以上に時間がかかる場合もあります。

以下は期間の参考です。

  • コーティングのみ … 数日~1週間
  • 素材持ち全加工  … 数週間~1ヶ月

 

 

熱に弱い製品への溶射加工も可能ですか?

 

紙や木材、プラスチックに施工した実績はございます。

まずは溶射できるか実際にテストしてみることをおすすめします。

※テスト溶射は大歓迎です。是非お問い合わせ下さい。

 

お問い合わせはこちら

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1点から溶射加工を依頼できますか?

 

はい。少量からでも全く問題ありません!

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

複雑形状のものにも溶射できますか?

 

溶射は複雑形状が苦手です。

ミリ単位の小さいもの、遮蔽物が多いもの、細長いパイプの内面などは施工ができない場合があります。

 

 

めっき加工ができなかったものへの溶射も可能ですか?

 

材質や大きさ等の制限によりめっき加工ができない場合でも、相当材を溶射でコーティングすることはできます。

めっきの代替事例としては、主に以下のようなものがあります。

  • 亜鉛めっき → 防錆溶射(亜鉛、アルミ、亜鉛-アルミ合金、アルミ合金)
  • 硬質クロムめっき → 超硬溶射(タングステンカーバイド)

ただし溶射皮膜は施工後表面に凹凸があり、めっきとは見た目が異なります。
ご注意ください。

 

 

依頼方法を教えてください

 

お問い合わせフォーム、お電話、メール、FAXにてお問い合わせください。

その際、図面や写真など資料をあわせてお送り頂けると助かります。

 

お問い合わせはこちら

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大型製品の持込の方法を教えてください

 

重量物についてはトラック、トレーラーにて持ち込みをお願い致します。

弊社から運送便を手配することも可能ですが、運賃が発生します。

 

 

どの溶射素材を使用したらよいですか?

 

まずは、課題をお知らせください。

「防錆効果を持たせたい」「部品の磨耗による劣化を防ぎたい」など、課題にあわせた素材の提案が可能です。

 

 

どんな加工が可能ですか?

 

表面処理改善に伴う前処理をはじめ、加工品の組み立てなど多岐にわたり対応可能です。

 

溶射技術について詳しくはこちら

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溶射以外の表面処理加工も可能ですか?

 

溶射・ブラスト・塗装が姫路メタリコンの表面処理技術になります。

その他の処理については基本外注になります。
コーティングの選定でお困りの場合、ご相談ください。

 

お問い合わせはこちら

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