三次元振動試験とは
地震大国である日本において、大規模地震発生時における製品や設備の安全性を検証することは極めて重要です。一般的な振動試験(一方向・二方向)では、前後の揺れ、左右の揺れを個別に検証しますが、実際の地震は縦揺れと横揺れが複雑に絡み合う「三次元の揺れ」として襲ってきます。
「三次元振動試験」は、X軸(前後)・Y軸(左右)・Z軸(上下)の3方向の振動を同時に、あるいは組み合わせて再現する試験です。
一方向の試験では見落とされがちな、複数方向の荷重が同時にかかることで起こる「ねじれ」や「複合的な破損リスク」を正確に可視化し、より実環境に近いリアルな耐震性能を検証できます。
- 主な対象製品・設備
-
- 建築資材・設備:天井材、壁材、床下地、免震・制振デバイス、配管など
- オフィス・公共空間:什器、オフィス家具、備品、防災機材など
- インフラ・産業機器:通信機器、医療機器、生産設備、サーバーラックなど
- 関連する主な試験規格
-
一般的な耐震・振動試験では、以下のような国内外の規格に基づいた検証が行われます。
- JIS規格(日本産業規格):JIS C 60068(環境試験方法 - 電気・電子)など
- 建築基準法に準拠した耐震性能評価
- 各種業界ガイドライン、自治体指定の地域防災計画に基づく地震波検証
E-Simulation(イーシミュレーション)ならではの特徴
当社の三次元振動試験機「E-Simulation」は、国内トップクラスの検証環境を備え、次世代の安心・安全をサポートします。
- 25m2(5m×5m)の超大型試験台を完備
一般的な振動試験機では載せきれない、大型の建築資材や設備機器、あるいは実際の部屋を模したモックアップ(什器を配置した空間など)をそのまま設置して試験が可能です。
- 過去の主要な「実地震波」を高精度に再現
最大変位600mm(水平方向)の圧倒的な変位性能により、東日本大震災や阪神・淡路大震災など、過去に発生した主要な実地震波の「三次元の揺れ」を忠実に再現します。
- 試験状況をリアルタイムで確認できる充実の施設
敷地内に新設された3階建ての試験棟には、正面・左右から試験を安全に視察できる「見学スペース」や、大型モニターを備えた「会議室」を併設。試験の実施状況を確認しながら、その場でディスカッションやプレゼンテーションを行うことが可能です。
- 新着ページ
-
- 三次元振動試験 (2026年07月16日)
- サイトを公開しました (2026年07月01日)
- ページカテゴリ一覧



![足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内] 足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内]](https://www.atengineer.com/pr/sanyo-industries/color/images/btn_wps.png)