事例
バッテリースラリーは、通常、撹拌容器内で活物質、カーボンブラック、溶剤、バインダー、添加剤をバッチごとに配合して製造されます。これにはバッチ間での変動のリスクがあり、労力がかかるので、生産にダウンタイムが発生します。また、ラボスケールで開発した新規調合を生産スケールに移行することは簡単ではありません。
二軸スクリューエクストルーダーでバッテリースラリーを配合することによって、材料せん断の正確な制御、熱伝達、材料スループット、および滞留時間を備えた連続生産プロセスが可能となります。これにより再現性が高まり、洗浄時間を短縮し、材料効率を向上することができます。また、スラリー作成を、ラボスケールから高スループットの生産スケールへと容易に移行することができます。
この事例ではThermo Scientific™ Process™ 11二軸スクリューエクストルーダーを用いた安全作業台内でのバッテリースラリー作成とThermo Scientific™ HAAKE™ MARS™レオメーターを使用したスラリーのレオロジー特性評価を紹介します。
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