Process Gas Boilerプロセスガスボイラー
SCHMIDT’SCHE® プロセスガスボイラーとSCHMIDT’SCHE® スチームスーパーヒーターは、蒸気改質プロセスにおけるお客様の様々な課題を一手に解決します。
高水素含有のシンガスの生成は、持続可能で環境にやさしいプラントの運転に必要不可欠です。
当社の主要機器と関連サービスにより、信頼性に優れた高効率な運転をお約束します。
SCHMIDT’SCHE®プロセスガスボイラー
SCHMIDT’SCHE®プロセスガスボイラーは、極限の運転環境にも耐えるよう設計され、スチームリフォーミング(蒸気改質)プラントの安全性を確保します。
私たちのエンジニアは、耐熱性および耐腐食性を追求したプロセスガスボイラーの先進的なデザインを開発しております。
これらのボイラーは、蒸気改質プロセスの最後段に設置されます。リフォーミング触媒管および二次リフォーマーから出るプロセスガスは、プロセスガスボイラーに入り、シェル側で飽和蒸気を生成しながら、プロセス管内のガスを冷却させます。
SCHMIDT'SCHE®プロセスガスボイラーは自然循環式であり、ダウンカマーおよびライザーにより、蒸気と水が分離する蒸気ドラムに接続されています。
当社はSCHMIDT'SCHE®プロセスガスボイラーだけでなく、リフォーマーの排ガスフロー内でご使用頂けるスチームスーパーヒーター(蒸気加熱器)、蒸気ドラム、廃熱回収システムをパッケージにてご提供することも可能です。
SCHMIDT’SCHE®プロセスガスボイラーの利点
- 薄く、柔軟なチューブシート
- 耐メタルダスティング性
- ガス出口温度を制御するための2本バイパス設計
(ホットおよびコールドバイパス) - 隙間腐食を防ぐ、チューブ間の完全溶け込み溶接
- 一室もしくは二室設計
- フェルールと耐熱ライニングにより保護された入口チューブシート
SCHMIDT'SCHE® 垂直型プロセスガスボイラー
SCHMIDT'SCHE® 垂直型プロセスガスボイラーは、従来のアンモニア製造プラントでよく見られる問題に対処するためのソリューションです。
多くのアンモニア製造プラントは、1つまたは2つの垂直型のバヨネット式水管プロセスガスボイラーを二次リフォーマーの下流に設置しています。これにより、特に次のような問題が発生します。
- 粒バヨネットのポケット部のスラッジ堆積
- チューブの腐食
- 過熱
- 振動
上記のような現象によるボイラーのチューブバンドルが損傷が、予想外のプラント停止の主要因となるため、定期的なチューブバンドルの交換が必要となります。
アンモニアプラントにおけるプロセスに関する深い知見と、卓越した熱伝達部品の設計・製造能力を有する当社は、通常二次リフォーマーの下流に設置される既存の廃熱ボイラーの代わりに、独自のダブルチューブ&オーバルヘッダー技術を応用しています。
SCHMIDT'SCHE® 垂直型プロセスガスボイラーは、既存のスペースに設置可能かつプラントの改造を最小限に抑える事ができるよう設計されています。
SCHMIDT'SCHE® 垂直型プロセスガスボイラーの利点
- 既設プラントの改造が不要
- 既存の基礎の再利用可能
- 二次改質器とボイラーの間のコンパクトな設計
- 水冷チューブシートにより、耐火物の使用なし
- スラッジ沈殿なし
- チューブの鉄皮表面温度を低く抑える事が出来る
- 隙間腐食なし
- 熱膨張を最小限にした構造
- サイト内検索
- オフィシャルサイト
- 新着ページ
-
- カーボンブラックにおける熱交換器について (2025年04月30日)
- ゴールデンウィーク休業のお知らせ (2025年04月30日)
- 一般財団法人エンジニアリング協会よりインタビュー取材を受けました (2024年06月14日)
- 廃熱回収ボイラー (2024年03月28日)
- リアクターボイラー (2024年03月28日)