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振動試験とは

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試験・分析・測定

振動試験

私たちの身の回りにある物は多種多様な振動を受けることがあります。

例えば自動車は走行中に揺れが発生するために、搭載される部品には常に振動が加わります。自動車を構成する各部品・機器に振動が継続的に加わることで外観上の破損や、ねじの緩み、機能の故障を引き起こす場合があります。

自動車部品に関わらず、家電製品、机、棚といった生活用品も振動を受けることがあります。輸送時に想定される振動、使用上で想定される振動といった、あらゆる振動に対しての耐性を持つかどうかの確認・調査を行わなければ製品化することはできません。

振動試験とは「試験品の振動に対する耐性を確認・調査」する試験です。

振動試験機の動き

振動が加わる方向は1方向ではない為、想定される各方向の試験を行う必要があります。例えば自動車部品振動試験方法を定めるJIS D 1601では、上下、左右、前後といった3方向の振動を与えることが定められています。

試験品を搭載する向きを変えることで、3方向の振動を再現する場合や、水平方向に対応可能な振動発生器を使用することで対応します。

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振動試験一覧

正弦波振動試験

特定の周波数の振動を規定時間与える試験です。
正弦波振動試験には下記の2種類があります。

  • 正弦波一定振動試験(スポット試験)
    固定した一定の周波数で振動を与え続ける試験です。
  • 正弦波掃引振動試験(スイープ試験)
    徐々に振動数を変化(掃引)させながら連続的に振動を与え続ける試験です。
試験条件
  正弦波一定振動試験
(スポット試験)
正弦波掃引振動試験
(スイープ試験)
振動周波数 50Hz 10Hz~1000Hz
加速度 200m/s2 200m/s2
変位(振幅) 片振幅2[mm0-p]
or 全振幅4[mmp-p]
片振幅4[mm0-p]
or 全振幅8[mmp-p]
試験時間 8h 20h

※本表に記載の試験条件は、過去の実施実績から抜粋したものです。
 すべてのケースに適用できるものではなく、条件は試験対象や目的により異なります。

ランダム波振動試験

ランダム振動とは複数の正弦波を合成したものになります。規定した範囲内の振動周波数を同時に与えることで、不規則な波形の振動になります。

自動車走行時のような複雑な振動を受ける製品の評価を行う場合に、ランダム波振動試験を選択することで、実際の運用条件に近い評価を行うことができます。

試験条件
  • パワースペクトル密度(PSD):10Hz30[(m/s2)2/Hz]
    40Hz0.2[(m/s2)2/Hz]
    200Hz0.2[(m/s2)2/Hz]
  • 試験時間:5h

※本表に記載の試験条件は、過去の実施実績から抜粋したものです。
 すべてのケースに適用できるものではなく、条件は試験対象や目的により異なります。

複合環境振動試験

規定した温度および湿度の環境下で行う振動試験です。
「温度」「湿度」「振動」の3条件を設定することで、低温環境、高温環境、高温高湿環境といった様々な環境下での振動試験を行うことができます。

試験条件
  • 温度:80℃
  • 湿度:85%
  • ※振動条件は「正弦波振動試験」「ランダム波振動試験」を参照

※本表に記載の試験条件は、過去の実施実績から抜粋したものです。
 すべてのケースに適用できるものではなく、条件は試験対象や目的により異なります。

振動衝撃試験

既定の加速度と作用時間を設定することで、瞬間的な衝撃を与えます。
輸送時・保管時・使用時に衝撃が与えられた場合に、引き起こされる損傷や影響を調べます。

試験条件
  • 波形:正弦半波
  • 衝撃加速度:500m/s2
  • 作用時間:12s
  • 回数:各方向5回

※本表に記載の試験条件は、過去の実施実績から抜粋したものです。
 すべてのケースに適用できるものではなく、条件は試験対象や目的により異なります。

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試験のご相談やお見積り、設備の仕様確認など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。試験の計画段階から実施後の分析まで、最適なご提案でお客様の開発をサポートします。

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