細胞、細菌類などの生物試料の電子顕微鏡解析

■ 電子顕微鏡による生物試料解析の特長

■ 生物試料の解析事例

細菌類は細胞の周りに細胞壁を持ち、固定液などの薬品類の浸透が困難です。試料作製法は基本的に動物組織と同様ですが、処理時間を長くするなどして像質を改善しています。

アデノウイルスは直径約80nmの球状粒子です。ネガティブ染色法により表面のスパイクが観察できます。

菌糸と胞子からなるカビ。胞子が取れ易いため、試料作製は慎重を要します。

Zバンドを中心にアクチン、ミオシンが整然と並んでいることが分かります。

酵母は固定されにくいため観察が難しい。内部には様々な小器官があり酵母の状態により観察できる器官が異なることもあります。

●そのほかにもこのような解析の受託実績があります

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・培養組織の観察による再生組織の確認
・レプリカ法による皮フ表面損傷観察
・澱粉粒の状態比較観察による機能性食品の証明
・歯の超薄切による結晶解析
・細胞内ウイルス安全性試験
・バクテリアの形態観察
・病理学的検査(病理組織検査)　...など