+17℃でワークを歪みなく高精度にチャッキングする「ESチャック」［トリオエンジニアリング］

「ワックス装着では、傾きが出て割れてしまう。
　加工が出来ても接着が外せない。」

「バキュームチャックでは、曲がりや反りが大きいと上手くつかない。
　薄く曲がったワークが矯正されてしまう。」

「マグネットチャックでは、非磁性材がつかない。
　薄いワークは矯正されてしまう。」

チャッキングシステムで、こんなお悩みをお持ちではありませんか。

株式会社トリオエンジニアリング様の「ESチャック」は、熱を加えない特殊な低温凝固剤を使用。ワークが歪むことなく接着でき、更に水で洗い流せるため、洗浄も簡単です。

高温に温めて接着するワックス接着はワークが歪み、洗浄が大変。
そのうえ、接着層が厚く、ワークの傾きが発生しますが、「ESチャック」は、＋17℃でワークを凍結固定できるチャッキングシステムなので、ワークを歪ませることなく厚さ精度や平面度が出しやすく、条件が揃えば固定膜厚は1μm以下。
さらに接着に使う液体が揮発して無くなるので、他の接着方法のような洗浄の手間や、洗浄不良が発生しません。

「ESチャック」は、非磁性体や薄い磁性材などの加工効率や精度がアップ。
精密部品などの加工時のチャッキングに最適です。

「ESチャック」が使える工作機械は、精密平面研削盤、ロータリー研削盤、スライシングマシン、マシニングセンター、円筒研削盤、旋盤、ダイシングソーなどがあります。ISO9001、ISO14001、RoHS規制対応済み企業への納入実績もあり、ワックス接着方式で発生する環境汚染の対策にも貢献します。