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近赤外分光装置(NIR)を用いたセルロースエステルの識別分析:フィールドからラボへのメソッド移行

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近赤外分光装置(NIR)  / 2024年01月25日 /  食品・機械 化学・樹脂 試験・分析・測定

近赤外(NIR)分光法は、食品または製薬業界における高度に制御されたプロセス環境で活用される一般的な分析ツールです。近赤外線は、ガラス製の容器、窓板、ファイバーを容易に透過するため、試料を採取したり、実験室に持ち込んで分析する必要がなく、プロセスの流れの中で直接物質を分析する目的に理想的です。一般に、光ファイバープローブは、プロセス内の物質をリアルタイムで遠隔でモニタリングするために利用されます。

 

さらに、密閉ガラスバイアル中のサンプルがそのまま測定できるため、安全に取り扱うことができます。NIR分析メソッド開発はしばしば、研究用の装置を使用して、管理されたラボ内で実施されます。柔軟性を備えた装置と制御された環境は、最良の分析とメソッドのパラメーターを開発するのに最適です。いったんこのメソッドが確立されると、次に頑丈に設計されたNIR装置を用いて、生産プロセス環境におけるルーチン分析に適用されます。場合によっては、適用されたメソッドが現場で失敗することがあり、実験室でそのメソッドを再検討
する必要があります。これらの場合、試験サンプルは、メソッド検討およびトラブルシューティングの一部として中央の研究所に返送されます。この評価・修正プロセスについても、使用中の生産現場のメソッドを分析ラボの装置へ移行する必要があり、そのためには生産プロセスとラボの機器の装置パフォーマンスが限りなく一致している必要があります。

 

当ページでダウンロードできるアプリケーションノートでは、分析、評価および補正の目的のために、プロセス機器:Thermo Scientific Antaris 近赤外アナライザーから、実験機器:Thermo Scientific™ Nicolet™ iS50 FT-IR分光光度計へのメソッド移行の同等性を実証します。

 

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